ダイソーのクリアバッグを毛糸でアレンジしたら……　印象激変のかわいさに「明日ダイソーに行って材料買ってきます」「アイデアも仕上がりも素敵」（1/2 ページ）

ダイソーのリサイクルコットンを使用します。

» 2024年10月01日 06時45分公開

　ダイソーのクリアバッグをアレンジしたかぎ針編み作品が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で6万9000回視聴を突破、「かわいい柄ですね」「早速作ってみます」といった声が寄せられています。

【ワンコインでこの可愛さ】かぎ針編みでダイソービニールバッグアレンジ/crochet bag

　投稿したのは、YouTubeチャンネル「Claireくれあ Craft」のくれあさん。今回はダイソーのクリアバッグとリサイクルコットンを使って、お花模様のかぎ針編みバッグを作っていきます。

用意するもの

　クリアバッグは22××21.5×11センチのもの。リサイクルコットンはRE1ホワイトを4玉用意しました。その他、段数マーカー、とじ針、ハサミ、クリップ、両面テープ（布用）、グルーガン（ダイソーで購入）、かぎ針5/0号、4/0号などを使っていきます。

　編み始める前にクリアバッグを平らに置いて、必要な大きさを測っていきます（横32.5×縦22センチ、底：21.5×11センチ、持ち手：約26センチ）。

クリアバッグを使います

編みはじめ

　バッグを編むときは底の部分から編み始めます。最初に手書きの編み図が出てくるのですが、慣れていない人はこれだけを見て理解するのは難しそう。動画の中で丁寧に説明しているので、そちらを見ながら進めるとよさそうです。

底の編み入れ方

　作り目に使うのは5/0号針。くさり編みを44目編んで、バッグの底面と長さを比べます（少し長くて大丈夫です）。4/0号に持ち換えて、マーカーを付けながらこま編みの往復編みで26段編んでいきます。

　次に4つの角にマーカーを付け、マーカーの位置で増し目をしながら、外側をこま編みで1周編みます（編み目が144目になっているはずです）。

底26段が編めました

　側面を編みます。1段目～8段目までは、くさり編みで1目立ち上げてこま編みで1周編む……を繰り返します。

側面の下の方はこま編み8段

模様編み　1段目

　模様編みに入ります。この模様は8目分で1つの模様になっています。

　くさり編みを1目立ち上げてこま編みを1目、マーカーを付けてくさり編みを3目、こま編みから4つ目のところに長編み3目の玉編み（未完成の長編みを3目編んで一気に引き抜く）、くさり編み5目、さっきと同じ位置に長編み3目の玉編み、くさり編み3目、4つ目のところにこま編みを編んでワンセットです（アーチの中にハートがあるような模様が出来上がります）。この模様編みを繰り返して1段目を編んでいきます。

模様編み　1段目

模様編み　2段目～

　2段目に入ります。引き抜き編みでくさり編み5目の真ん中まで移動し、模様編みを始めます。くさり編みを1目立ち上げて、底に入れてこま編み1目でマーカーを付けます。

　ここから玉編みが続きます。くさり編み3目、こま編みの頭に針を入れて長編みの未完成を2本、1段目のまとめた所で長編みの未完成3本、次のまとめた所で長編みの未完成3本を編み、計9本を一気に引き抜きます（花びらが3枚できます）。

模様編み　2段目　9本を一気に引き抜きます

　4枚目の花びらを作るため、くさり編み3目、長編みの未完成2本で一気に引き抜き、くさり編み5目の真ん中に入れてこま編みを1目編みます。ここまででワンセットで、同じ模様編みを繰り返していきます。

　3段目以降は、奇数段は1段目と同じ編み方、偶数段は2段目と同じ編み方で12段目まで編んでいきます。

模様編み　13段目

　13段目（模様編みの最終段）は編み方が変わります。くさり編み2目、長編み1目でマーカーを付け、くさり編み2目、長編み3目の玉編み、くさり編み3目、長編み3目の玉編み、くさり編み2目、長編み1目、くさり編み2目という編み方を繰り返していきます。

模様編み　13段目

上部のこま編み

　模様編みの13段目が終わったら、上部のこま編みを編んでいきます。1段目の目数は144目になるように調整します（拾わない目があります）。2段目以降はそのままの目数でクリアバッグの高さに合うまで編み、最後に引き抜き編みをしていきます。

こま編みを編んで最終的な高さを見ます

持ち手を作ってバッグに付けます

　持ち手を編んでいきます。編み針は5/0号を使い、くさり編み58目、こま編み6段で長さは28センチになりました（実際の持ち手より1～1.5センチ長い位がいいとのこと）。

　編んだ持ち手とクリアバッグの持ち手の中央を合わせて、残してあった糸でかがっていきます（端の数目分は残しておき、後でグルーガンで付けます）。

持ち手を編んでかがって付けて行きます

編んだバッグとクリアバッグを1つにします

　編んだバッグをクリアバッグにかぶせて様子を見ます（編んだバッグを少し伸ばすと模様がきれいに見えるそうです）。

　2つを合わせるとふわふわしてしまうことがあるので、クリアバッグの底に両面テープを貼り、編んだバッグを裏返して1カ所ずつ貼っていきます。

　持ち手の端とクリアバッグの持ち手の付け根をグルーガンで付けます。続いて編んだバッグとクリアバッグの上側の位置を合わせてクリップで止め、グルーガンで付けたら完成です。

　動画では糸をつなぐ方法も解説しています。編んでいる途中で何度も大きさを確かめ、大事な箇所にはマーカーで印を付けているのが分かります。繊細な模様はこうして完成するのだな……と参考になる動画でした。

グルーガンで合わせて行きます

完成

　コメント欄には「編みたくなりました」「アイデアも仕上がりも素敵ですね　このビニールバック購入した事がありました。早速材料調達してチャレンジしてみます」「完成するまで頑張ります」「今年はかわいらしいですね　さっそく毛糸買って作りたいと思います」といった声が。「初めてのグルーガン加減が分からなくて難しかったです」という書き込みもありました。

　くれあさんはYouTubeの他、Instagram（@claire__craft）でも手芸の情報を発信中。別の日の投稿では、ブランケットやスマホポシェット、マフラーの編み方なども見ることができます。