1800年代のジュエリーボックスを開封すると…… 眠っていたお宝に「背景の歴史を考えずにはいられない」(1/2 ページ)

まさに冒険者気分。

» 2025年03月21日 11時10分 公開
[モトタキねとらぼ]

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2022年にYouTubeに投稿された「1800年代のジュエリーボックス開封」を紹介します。

1800年代のジュエリーボックス開封

ビクトリア時代のジュエリーボックスを開封

 投稿したのはYouTubeチャンネル「Curiosity Incorporated」。カナダのアルバータ州エドモントンでアンティークショップを運営するアレックス・アーチボルトが、エステートセールで入手したビクトリア時代のジュエリーボックスを開封します。

advertisement

 ジュエリーボックスは売り主の曾祖母のもので、40年から50年前くらいまでは使われていました。売り主の話では、中にはお宝がたんまりあるそうです。

ジュエリーボックス 鑑定 宝物 開封 ビクトリア時代のジュエリーボックス開封

 ジュエリーボックスを開くと、大きめのコスチュームブローチが目に入ります。はめ込まれているのはカットガラス。エメラルドならとんでもない宝石ですが、そうではなさそうです。

 イヤリングやカメオブローチなどのほか、「CANADA」と刻印されたカナダ空軍のボタンや兵士の妻に送られた「ロイヤルエアフォース」と書かれたスウィートハートピン、ちいさな猫のオーナメントの空軍ピンなど、軍関係のアイテムもあります。

ジュエリーボックス 鑑定 宝物 開封 コスチュームブローチや軍関係のアイテム
advertisement

 腕時計もいくつかあるので、鑑定しました。ひとつ目はスパーバという大衆向けブランド。ロレックスの可能性があるので、しっかり確かめる必要があります。ちゃんと動くかも調べます。

 他の時計は、1920年代のレディースカクテルウォッチがありました。ブランドはバリントン・ウォッチ・カンパニー。しかも18カラットの純金製です。状態もよく、ゼンマイを巻けば動きました。

ジュエリーボックス 鑑定 宝物 開封 アンティークな腕時計

フリーメイソン関連のものも

 フリーメイソンの内部組織であるシュタイナーのシンボルの三日月刀を象ったピンや、フリーメーソンのシンボルである三角に眼のデザインのブローチやカフスリンクが見つかりました。フリーメーソンの関係者も過去の持ち主のなかにいたのでしょう。

 真珠のネックレスや1844年のカナダのコインなども見つけ出し、ずらりと並べます。今回のジュエリーボックスから得た戦利品は歴史を感じるお宝がたくさんありました。

advertisement
ジュエリーボックス 鑑定 宝物 開封

「モノにストーリーを添えておくのもステキ」

 動画は記事執筆時点で、550万回を超える再生回数を記録。3年前だけではなく最近もコメントが寄せられており、「モノにストーリーを添えておくのもステキ」「軍用アイテムから女性の夫が軍人だったのかも、と背景の歴史を考えずにはいられない」と、お宝が語る物語に耳を傾ける人が見られました。

 他にも、「古いジュエリーは気をつけないと取り憑かれる」「幽霊屋敷になってそう」といった声も寄せられていました。

 YouTubeチャンネル「Curiosity Incorporated」では、他にもお宝を紹介する動画を投稿しています。

画像はYouTubeチャンネル「Curiosity Incorporated」の動画より引用

物書きモトタキ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/31/news050.jpg 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
  2. /nl/articles/2503/31/news073.jpg 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
  3. /nl/articles/2504/01/news111.jpg 中村江里子、20年間住み続けるパリ自宅が“ぶっ飛び”すぎていた! 4メートル高天井&来客のド肝抜くデザイン尽くしに視聴者「日本の既成概念からは遠い」
  4. /nl/articles/2504/01/news124.jpg 松屋が、松屋を……! エイプリルフールに企業公式の投稿が続々→“楽しいウソ”に「コレは笑える」「素敵なコラボ」【エイプリルフールまとめ】
  5. /nl/articles/2504/01/news118.jpg 四肢欠損のママタレ、育児動画に誹謗中傷で1カ月超の“沈黙”……4歳娘への書き込みが「最も胸に突き刺さった」
  6. /nl/articles/2504/02/news031.jpg 英国人女性と出会った男性→8年後…… まさかの姿に反響 「めちゃくちゃ垢抜け!」「爆イケに!」
  7. /nl/articles/2504/01/news102.jpg 第5子妊娠の辻希美「昨夜から中学生が6人泊まりで来てまして」 食べ盛りの子どもたちに“大量に作ったごはん”が圧巻
  8. /nl/articles/2503/31/news036.jpg ペットショップで売れ残っていた5万5000円の柴犬→お迎えして半年後…… “一目瞭然の姿”が240万表示「うるってなった」
  9. /nl/articles/2504/01/news015.jpg 散歩中、愛犬が拾った“まさかのもの”に「どうすんのコレww」 飼い主もビビった“ホンモノ”「え?」「大手柄だね」
  10. /nl/articles/2502/14/news033.jpg コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 福袋に入ってた“定価3万円”の高級魚を大事に育てたら…… 「やりやがったな」涙する結果に「すごい」「ほんと感動」
  2. 「日本人だけが感じる絶望」 職場に置かれたドーナツ → “抹茶味”かと思いきや…… “まさかの事実”に反響「怖くて泣いちゃった」「笑いました」
  3. 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
  4. 「全てが完璧」 無印良品の“1990円バッグ”に称賛続出 「やっぱりこれ」「文句なし」「使い勝手抜群」
  5. ペットショップで売れ残っていた5万5000円の柴犬→お迎えして半年後…… “一目瞭然の姿”が240万表示「うるってなった」
  6. “有吉弘行も大ファン”の「伝説の女装愛好家」が死去 亡くなる2日前に「志半ばにして逝きますが燃え尽きる思い」とメッセージ
  7. 普通のクリップを2つつなげるだけで…… あると助かる“便利グッズ”に大変身 「マジで!」「素晴らしいアイデア」【海外】
  8. 皇后さま、服から靴まで「ロイヤルブルー」 天皇陛下のネクタイとの“おそろいコーデ”
  9. 「大当たりでした」 ユニクロ新作“9990円アウター”が売り切れラッシュの大反響 「今までと全く違う」「大切に着たい」
  10. 「これはうれしい」 引っ越しのあいさつでもらった手土産、開封したら…… “センス抜群の中身”に「参考にしたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  2. 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  3. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  4. 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
  5. 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
  6. 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
  7. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  8. 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  9. Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  10. 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】