「ニセコイ」人気投票第2回で番狂わせ 前回1500票を手描きで送った“千葉県のYさん”が奇跡を生む

準ヒロインがメインヒロインの1人を押しのけて2位に。その影には1人の熱烈なファンの努力があったようです。

» 2014年02月10日 20時17分 公開
[ねとらぼ]

 2月10日発売の週刊少年ジャンプ11号で発表された漫画「ニセコイ」(古味直志)の第2回キャラクター人気投票結果で番狂わせが生じ、波紋を呼んでいる。同作の公式Twitterアカウントは「『あの方』の熱意が奇跡を生んだ……!」とツイートしているが、一体何が起こったのか。

週刊少年ジャンプ11号

 ニセコイは2011年に連載スタートした人気ラブコメ。2012年のジャンプ本誌におけるラブコメ戦国時代(VS「パジャマな彼女。」「恋染紅葉」)を制し、今年1月からはシャフト制作によるアニメ放送も始まっている。

 ストーリーはこんな感じ――主人公は極道一家の1人息子で、親の都合からギャングの娘・桐崎千棘と恋人のフリをすることに。でも、彼には本命の同級生・小野寺小咲がいて、さらには新しい女の子もやってきて……。そう、いわゆるハーレム系の学園ラブコメだ。

 人気投票に話を戻すと、昨年の第1回の結果(コミック7巻収録)は、「1位:小野寺小咲 4893票」「2位:桐崎千棘 4338票」「3位:鶫誠士郎 2982票(※女性)」「4位:橘万里花 2694票」「5位:宮本るり 971票」と、ダブルヒロイン(作中の出番は千棘が最多)が最上位にいた。しかし、当時は結果以上に4位・橘万里花(準ヒロイン)のコメントが注目された。それが、「私に一人で1500票手描きで送ってくださった、千葉県のYさんに特別な感謝を……」という衝撃の内容だったからだ。

 これを受けてか、第2回人気投票の開催告知には、「千葉県のYさん、今年もお待ちしておりますわ!!」とのあおり文句が添えられていた。そして、第2回の投票結果は――「1位:小野寺小咲 5110票(+217)」「2位:橘万里花 4518票(+1824)」「3位:桐崎千棘 4341票(+3)」「4位:宮本るり 2902票(+1931)」「5位:鶫誠士郎 2889票(-93)」。2人のサブキャラが票を伸ばし、橘万里花に至ってはメインヒロインを押しのけて2位にランクインした。

 応募総数は前回より約6000票増加した2万4020票。カラーページには「沢山のご応募有難うございました!! 特に千葉県のYさん」と、やはり特定の人物へのコメントがあった。果たして、今回はどれだけ投じたのだろうか。来週号に第2回人気投票を振り返る「感想戦」を掲載するとのことなので、楽しみに待ちたい。

第1回TOP5(応募総数17759票)
1位 小野寺小咲 4893票
2位 桐崎千棘 4338票
3位 鶫誠士郎 2982票
4位 橘万里花 2694票
5位 宮本るり 971票

第2回TOP5(応募総数24020票)
1位 小野寺小咲 5110票(+217)
2位 橘万里花 4518票(+1824)
3位 桐崎千棘 4341票(+3)
4位 宮本るり 2902票(+1931)
5位 鶫誠士郎 2889票(-93)

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