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競泳・冨田尚弥選手、カメラ窃盗容疑を否定――不審な男性に腕をつかまれ、バッグに黒い塊を入れられた

冨田選手ははっきりと「僕はカメラを盗んでいません」と否定。

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 今年9月の仁川アジア大会で、韓国通信社のカメラを盗んだとして略式起訴されていた競泳・冨田尚弥選手が、11月6日に記者会見を行い、自身の窃盗疑惑について「僕はカメラを盗んでいません」と否定した。



画像 冨田選手ははっきりと「盗んでいません」と否定

画像 弁護士側が用意した、当日の様子を再現した写真

 代理人弁護士の説明によると、冨田選手は試合前にプールサイドで練習を見ていた際、不審な男性(アジア系・40歳前後)に後ろから腕をつかまれ、バッグに何か黒い塊(後にカメラだったと判明)を入れられたという。

 冨田選手は不審に感じたものの、ゴミを押しつけられたと思い中身は確認せずに選手村へ。その後、韓国警察の事情聴取を受け、ようやく自分が窃盗の容疑をかけられていることに気付いたとのこと。その場で無実を訴えなかったのは「素直に認めればみんなと同じ飛行機で日本に帰れるが、認めなければ拘束され日本に帰れなくなる」などと言われたためと説明した。

 冨田選手によると、問題の男性は40歳前後でアジア系、「何をしようとしていたのかは分からない」とのこと。今のところ問題の男性については冨田選手の証言以外に目撃情報などはないという。


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