小4かたり炎上、疑惑のNPO法人があらためて関与否定 「すべて代表個人が行った」「団体は関与していない」

代表本人からはすでに辞任の意向があり、受理したとのこと。

» 2014年11月24日 00時39分 公開
[ねとらぼ]

 サイト「#どうして解散するんですか?」が炎上していた件で、関与を疑われていたNPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」は11月23日、すべては代表理事である青木大和氏個人が行ったものであるとし、「団体としては一切関与していない」と、あらためて関与疑惑について否定した




 青木氏は11月22日、小学4年生をかたり「なぜ700億円もかかる選挙を行わなければいけないのか?」と問いかけるサイト「#どうして解散するんですか?」を公開。しかしその内容から「小学4年生が作ったとは思えない」と炎上し、同日のうちに「自分がやった」と正体を明かし、謝罪していた(紹介記事)。その際、ドメイン名が類似する「why-kaisan.jp」を「僕らの一歩が日本を変える。」の名義で取得していたことから、青木氏個人だけではなく、同団体の関与を疑う声もあった。

advertisement

 団体の説明によると、青木氏は「お名前.com」でドメインを取得する際、団体のアカウントをそのまま使用。このため登録者名は「僕らの一歩が日本を変える。」になっていたが、取得・使用および決済はすべて青木個人が行ったもので、団体としては一切関与していないとあらためて強調した。青木氏は「why-kaisan.jp」だけでなく「why-kaisan.com」「why-kaisan.net」「why-kaisan.org」についても同様に取得していたが、いずれも現在は青木氏個人のアカウントに移管済み(why-kaisan.orgのみ技術的問題により移管作業中)。


画像画像 同団体が公開した「お名前.com」の請求明細とクレジットカード設定

 また青木氏の処分については、すでに本人から代表理事辞任の意向があり、それを受理したとのこと。新代表が決定するまでは現副代表理事が代表代行を務めるとしている。

 NPO法(特定非営利活動促進法)では、NPO法人について「政治活動を主な目的としないこと」と定めており、もしも団体として関与していた場合、NPO法違反になるのでは、と指摘する声もあった。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」