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JR東日本と西日本、新幹線の防犯カメラを増強 セキュリティ向上のため常時録画に

東海道新幹線で起きた放火事件を受けて。

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 JR東日本およびJR西日本は、更なるセキュリティ向上を図るため新幹線車内の防犯カメラの機能変更および増強を発表した。

 6月30日、神奈川県小田原市内を走行中の東海道新幹線で起きた放火事件を受けての対策の一環。JR東海とJR西日本は7月6日、東海道・山陽新幹線のN700AおよびN700系の客室内にも防犯カメラを設置すると発表している(関連記事)。

 現在、E5系・E6系・E7系新幹線車両にはデッキ部と客室内に、E2系・E3系の一部車両にはデッキ部に防犯カメラが設置されている。このうち、デッキ部カメラについては常時録画をしているが、客室内カメラについてはE5系・E6系・E7系では非常通報ボタンが押されていた時に録画、E2系・E3系では防犯カメラそのものが設置されていなかった。

新幹線新幹線 W7系とE2系

 今回の機能変更および増強では2016年春からE2系・E3系で客室内カメラを設置し、E5系・E6系・E7系とともに常時録画となる。北陸新幹線のW7系車両の客室内カメラについても同様だ。

 乗客にはステッカーを掲出し、車内防犯カメラが設置されている車両であることを周知する。

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