advertisement
Twitterが株主向けの2016年第1四半期決算報告資料にて、タイムラインの「重要な新着ツイート」表示機能について言及。同機能をオフにしているユーザーは、全体の約2%と公表しました。
同社はタイムラインの仕様刷新後の、ツイートやリツイート、リプライ、「いいね」の増加から、ユーザーの利用状況が改善されたと分析。「このタイムラインの拡張は、(情報閲覧の)スピードと連携性を改善するうえで大きな前進となった」としています。そして「この機能は任意でオフにできるが、それを実行したユーザーは全体の約2%」と述べています。
「重要な新着ツイート」は、直近のツイートのなかから重要と思われるものをTwitterが自動で判断し、タイムラインの先頭に優先表示する機能。2月に発表され、現在ではデフォルトで実行される設定になっています。
重要な情報の見落としを防止できる機能ですが、最新のツイートをすぐに見られず、混乱を招くデメリットもあります。設定をオフにするには多少の手間がかかるため、そのまま使用しているユーザーが一定数存在する可能性は否めません。しかしオフにしているユーザーの少なさから、大半には受け入れられていると言えるでしょう。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Twitterの140文字制限「続ける」とCEO テレビ番組で発言
撤廃がウワサされている140文字の制限について「続ける」とコメント。 - Instagram、「タイムライン表示順が29日に変わる」ウワサを否定 「今すぐには変えません」
変更するときは知らせると約束しています。 - Twitterが新しいタイムライン機能を発表 重要なツイートをトップに表示
使いたくない場合はオフにできる。 - 「Twitterがタイムラインの並び順を時系列から変更へ」報道、Twitter創業者が否定
「Twitterよ安らかに」というハッシュタグも登場するなど、ユーザーから不満が殺到していました。 - Twitterのツイート文字数制限が140文字から1万字へ?
第1四半期(1〜3月)末に実装を目指していると報じられています。