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液体を加熱するときは、突沸(突然の激しい沸騰)を防ぐために沸騰石を入れましょう――理科の実験でよくこのような注意がありますが、突沸が起きたらどうなるかという動画を旭丘高校・数理科学部(@surikagaku)がツイートしています。
動画では水の入った試験管を加熱。突然パン、という音とともに試験管の水が水蒸気となって吹き上がります。かなりの勢いです。ただの水でもこの勢いで吹き上がると危なそう。まして危険な成分の入った薬品だったらと思うとぞっとします。
突沸は、液体が沸点に達していても沸騰しない状態で加熱を続けると起きます。沸騰石は多数の細かい穴が開いており、その中の気泡が液体の沸騰を促すため突沸を防止します。安全のため、実験の際は沸騰石を忘れずに。
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