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トルコのイスタンブールにあるアタチュルク国際空港で現地時間の5月28日夜(日本時間で29日4時ごろ)、銃撃とともに大きな爆発が起き、地元メディアによると、少なくとも170人以上の死傷者が出ていると伝えている。
事件があったのはイスタンブール市街地中心部から南西に約15キロ離れた、年間6100万人以上が利用する(2015年/国際空港評議会調べ)トルコ最大のハブ空港。報道によると、死者は30人を超え、140人以上が負傷しているとのこと。さらに死傷者の数は増えるのではないかとみられている。空港は滑走路を閉鎖し、すべての便の発着を見合わせている。
爆発があったのは国際線ロビーの入り口付近で、容疑者は複数いたとのこと。ボズダー法相は銃を乱射したのちに自爆したと発表している。犯行声明は出ていない。なお、現段階で日本人が巻き込まれたという情報は入っていない。
事件直後から空港ロビーの監視カメラとみられる映像を接写した動画がSNSに投稿されており、爆発の衝撃と現地の混乱した様子が拡散されている。
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