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ドワンゴ代表の川上氏が謝罪「ユーザーの不満点に目を向けていなかった」 基本性能向上にむけた実行プランも発表

「新サービスの発表以前にサービスの根幹となる部分における見直しをしなければいけないという事を身をもって体感いたしました」

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 ドワンゴ代表取締役会長の川上量生さんが、「niconicoサービスの基本機能の見直しと今後に関して」と題する声明文をニコニコインフォ上に発表。11月28日の新バージョン「niconico(く)」の発表会で基本性能の具体的な施策を提示できなかったことや、開発が遅れていることなどについて謝罪した。


niconico 謝罪した川上さん


 当初、ドワンゴは4月に「niconico(く)」のリリースを発表した際に10月のリリース時に画質などの問題を完全解決するとうたっていたが、新バージョン発表会では冒頭から「完全解決はできていない」と明言し、コメントは批判の嵐に。以降も運営への批判コメントは止むことがなく、発表会はほぼ常に炎上状態だった(関連記事)。


niconico 会場の様子

 川上さんは「新サービスの発表以前にサービスの根幹となる部分における見直しをしなければいけないという事を身をもって体感いたしました」「ユーザーの皆さんの不便や不満点に十分目を向けてられていなかった事について改めて深くお詫びさせて下さい。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。また、今後の基本性能向上にむけた実行プランとして、「動画の1080p対応」(2018年1月から本運用)と「生放送の720p対応」(2018年1月から枠数を限定して開始)を発表した。

 また、先日の発表会で言及した「1月28日のniconico新バージョンの発表」と「2月28日のniconico新バージョンのリリース」に関しては当初の予定通り行うものの、基本性能の向上に注力するため、12月3日に予定していた「nicocas」体験会は中止するとしている。

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