絵描きさんにはおなじみのカラーマーカー「コピック」を使った宇宙の塗り方が話題になっています。誰でも宇宙を描く方法を伝授してくれたのはTwitterのコピック公式アカウント(@COPIC_Official)。公式さん、さすがです……!
使うコピックは、闇っぽさのある青、まあまあ深みのある青、少し色のある青、白っぽく見えるうすめの青の4本、そして白く発光する部分を表現するためのカラーレスブレンダーです。紙はペラペラツルツルした紙よりも、インクの吸収がよくて画用紙のようににじむ紙の方がオススメなのだとか。
コピック公式の例では、BV25、B23、B02、B00、そしてカラーレスブレンダー(あるいは0番)を使用。紙はほどよくにじむ「画学紙」を使っています。まずは一番濃い色のBV25を、あえてムラができるようにぐりぐりと塗ります。さらにそのフチをなぞるように、B23、B02、B00をだんだんと色が薄くなっていくように重ねていきます。ポイントは「少し急ぐ」こと。すぐに重ねた方がにじみがキレイになるのだそうです。
ここまで塗ったら、てるてるぼうずのような形にしたティッシュにカラーレスブレンダーのバリオスインク(もしくはマーカーの0番インク)を少し染み込ませます。そのティッシュでポンポンと抑えることで、色がキレイににじみます。色が抜けすぎてしまったら、またコピックで塗って修正。もうかなり宇宙っぽい……!
最後に、コピックオペークホワイトでキラキラッと星を散らせば……ロマンたっぷりの宇宙が完成です! 背景にはもちろん、小物や洋服の塗り、キャラクターの瞳の表現にも活用できそうなテクニックですね。
このコピック活用法は、公式が監修した『24色でできる!はじめてのコピック背景』(マール社)に掲載されているもの。本では宇宙のほかに、さまざまな背景イラストのコツが紹介されています。
画像提供:株式会社Too
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日本語のフリーフォントをまとめて試せる神サイト「ためしがき」爆誕 フォント遊びが捗りそう
コミケに向けて表紙やポップに使いたくなる〜! - なんというやる気製造サービス……! 創作物について気軽に進捗報告できる「進捗ノート」が創作勢にありがたい
自身にやる気を焚き付けたい創作勢は要チェックです。 - 色鉛筆で描いた「宝石」が目を疑う美しさ 「本物にしか見えない」「色鉛筆でここまで描けるのか」と驚く声も
思わず見とれる綺麗な「宝石の絵」の数々。 - 「油絵だけど写真かと思われてスルーされる」 Twitterの写実絵画に「言葉が出ない」と感動する声続々
写実絵画から心に触れる体験を……! - 絵師クラスタ「これは納税せな」 静岡県藤枝市のふるさと納税返礼品にまさかの「コピック」が登場し人気に
「コピック」を製造するTooは東京の企業。どんな縁で始まったのかと思ったら……?