キリンが11月26日、平成の恋愛あるあるが多数詰まった動画「平成恋愛図鑑」を公開しました。「小学生あるある」「トレンディドラマあるある」に続く第3弾で、今回も多くの人が経験したと思われる光景が次々に飛び出します。ああ、青春の日々……。
各あるあるには、出現エリアと時期の情報付き。時代とともに、恋愛がどのように移り変わっていったのかも追っていけます。
最初のあるあるは、「親父が出るか? 彼女が出るか? 『ギャンブルテレフォン』」。まだ携帯電話もなく、家に直接電話をするしかなかった平成初期は、誰が電話に出るかかけてみるまで分かりませんでした。ご両親が出てしまったときは、皆さんどのように乗り越えていたのでしょうか。出現エリアは、「実家」。
続いて、「遅刻者に残されたラストチャンス『待ち合わせポエム』」。同じく携帯電話のなかった平成初期は、駅で待ち合わせをして駅の伝言板を使ってメッセージのやり取りが行われていました。今ではめっきり使われなくなってしまった掲示板ですが、以前は青春の1ページとして使われていた時期もあったというわけです。出現エリアは、「駅の伝言板」。
3つ目は、「全部恋のせいだ『ダブルおしゃれ番長』」。いわゆるペアルックです。今でもまれに見ますが、動画では彼女の上着に「LO」彼氏の上着に「VE」と書かれている大変破壊力の高いものになっています。今の時代着ていたら、ギャグかと思われかねません。出現エリアは「クリームソーダの前」で時期は平成初期。
4つ目は、「114106=アイシテル『解読ラブレター』」。なんのことか分からない人も多いかと思いますが、これは電話機で打った数字だけを相手に伝える「ポケベル」を使ってメッセージを伝えるというもの。やっていることは、ほとんど暗号です。やはり私たち日本人は、忍者の末裔(まつえい)ということでしょうか。出現エリアは「公衆電話」……って若い人は公衆電話がまず分からないかもしれません。
ここで平成初期は終わり、恋愛より友情を優先する「チョベリグ軍団」、ガラケーで告白し返事を待って「センター問い合わせ」を押し続ける「希望と絶望の無限ループ」、携帯の電離パックにプリクラが隠された「封印されし彼氏」、嫌がる彼氏をよそ目にスマホで最高の自撮り写真を追い求める「奇跡の1枚ハンター」と続きます。全体的に電話関連の話が多く、やはり恋愛と電話は常にともにあったんだなあと感じさせられます。
この動画はプラズマ乳酸菌飲料iMUSE(イミューズ)の広告で、「平成は愛のチカラで輝いていた。次の時代も輝いてほしいから」というメッセージを込めて作成されたものとのことです。
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