3月7日に発売された漫画『ポプテピピック』(大川ぶくぶ)の新刊の帯が、海外製品の日本語の説明書でよく見掛ける“ガバガバな日本語”風に書かれており、斬新な告知方法だとしてTwitterで多くの人の笑いを誘っています。
話題の帯は、コミックス第3集『SEASON THREE AND FOUR』に巻かれたもの。表には大きく「店長おすすめ☆」と書かれ、どの書店に置かれようと勝手に店長が勧めていることになってしまうという、ポプテピらしいふてぶてしさが光る帯となっています。
裏には「かわいね!」「絶対はやゐ!」「たのしいし! 目的にピッタレ!」「非常に良い品質、美本は魅力的な!」と、一見無難なキャッチコピーがつらつらと書かれているようですが、なんか日本語がおかしい。「る」が歴史的仮名遣いの「ゐ」に、「し」がかたかなの「レ」になっていたり――あ、これ、輸入製品でたまに見掛ける、日本語がめちゃくちゃな説明文にそっくりだ!
他にも「これがポプテ比ックが2019年に発売の最新シレーズ。好まレい人気の正式な安心を設計されています」と日本語に詳しくない人が必死に打ち込んだような駄文が続きます。「ポプ子とヒヒ美とユニーつな性格のキャうクターの友達ごす」……ところどころ漢字のフォントが変わっていたり、半角と全角が混在したりしているのもそれらしい。ポプテピピックがまるで格安電化製品に見えてきます。
こうした“ガバガバな日本語の説明書”は、たびたび掲示板やSNSにアップされて話題になっています。これを帯の宣伝文句にしてしまうとは、気づいた人はニヤけてしまわざる得ないというか、皮肉がきいているというか、さすがはポプテピピックといえる手法です。
Twitterではあるユーザーが帯の写真を「ポプテピピック最新刊の帯、中国とか台湾に売ってそうなガバガバの日本語が書かれた商品パッケージみたいなのずるすぎない??」と投稿したところ、3万回近くリツイートされるなど大きく注目を浴びることに。「めっちゃ笑った」「これは、いい花火ですね…」といった声の他、「フォントがそれっぽい」「2019に全角半角混ざってるのがポイント高い」と再現度の高さを称賛する声が寄せられています。
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