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ダイドードリンコは6月3日、同社の自動販売機で傘を無料レンタルするサービス「レンタルアンブレラ」の提供エリアを拡充しました。これまで大阪府、東京都、愛知県、北海道など16都道府県で展開してきましたが、新たに広島県、三重県を追加し、全国18都道府県で展開します。
同サービスは2015年10月より大阪市内でスタート(関連記事)。街に置かれるダイドードリンコの自動販売機に「レンタルアンブレラBOX」を設置し、傘を無料で貸し出しています。
レンタル傘はこれまで、同社が制作した貸し出し用傘と「鉄道の忘れ物傘」をリサイクルして併用していましたが、今回のエリア拡大に合わせて、全て鉄道会社から提供された「忘れ物傘の100%リサイクル品」に変え、環境をより配慮した展開を目指します。
リサイクル傘は、近畿日本鉄道、西武鉄道、東京急行電鉄、名古屋鉄道、JR西日本から提供された忘れ物傘を活用します。鉄道会社から提供された傘から対象となる傘を選定し、傘にステッカーを貼るなどの加工を施してリサイクル傘として貸し出します。
同社によると、オフィス街などの「再び訪れる人が多い場所に設置」しているそうで、「返却率は70%くらい」(!)。借りたらちゃんと返してくれる人がかなり多いのですね。ちなみにダイドー自販機は傘だけでなく「無料スマホ充電サービス」(関連記事)の実証実験も行っています。これも困ったときに便利そう!
(カナブンさん)
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