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「エヴァ」作中組織がモチーフの防災アプリ「特務機関NERV」専用災害対策車輌が初公開 三菱自動車、スカパーJSAT、内閣府がバックアップ(1/2 ページ)
かっこいい。
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1月10日〜12日にかけて行われるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」にて、三菱自動車が防災アプリ「特務機関NERV」とコラボした災害対策車輌「アウトランダーPHEV 特務機関NERV仕様」を初公開しました。
アウトランダーPHEV 特務機関NERV仕様は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する組織「特務機関NERV」をモチーフにした災害情報をTwitterやアプリで発信するサービスと連携した特別なクルマです。
サービスを運営するゲヒルン、三菱自動車、スカパーJSAT、さらに内閣府が協力しています。
ベース車となるアウトランダーPHEVは、エンジンとモーターを備えたSUVタイプのプラグインハイブリッドEVで、100V AC電源(1500W)が使用できるコンセントを車内に2つ備えていおり、さまざまな機器への電源供給や充電が可能。「走る電源」として災害による長期停電にも対応した車輌となっています。
またスカパーJSATが提供する平面型衛星アンテナ「KYMETA u7」を搭載していて、日本国内全域でインターネットが利用可能となっています。
さらに内閣府準天頂衛星システム戦略室から衛星安否確認サービス「Q-ANPI」の端末が貸与されており、衛星システム「みちびき」を経由した安否確認や避難所運営情報など、災害時に必要とされる情報の確認が行えるようにもなっています。
4WDならではの走行性能と、災害時に活躍できるシステムを満載した特別車。活躍する機会は少ないほうがいいですが、いざという時はがんばってほしいですね。
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