ひゃっほー!! 何てウキウキする構成なんだ……♪ 写真で解説する、JR西の新型夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」(4/4 ページ)
2020年5月8日デビュー! 「昭和のブルトレファン」が喜びそうな憎い演出もある……。【画像24枚】
6号車は、ぜいたくなグリーン個室「プレミアルーム」とレトロ空間「彗星」
6号車にはグリーン個室「プレミアルーム」があります。部屋は車窓を楽しめるように台形になっています。当然、この車窓を独占できます。計5室あり、そのうち1室は1人用個室です。
夜行列車運行時はもちろん寝台に変わります。とてもいい夢が見られそうです。
そして、6号車の先頭にはフリースペース「彗星」があります。窓はレトロな2枚窓。ここでどんな車窓を楽しめるのか……。想像しただけでマニア心をくすぐる仕様です。
「モーター騒音対策済み」で静かに……!? 2020年5月の運行開始が楽しみ!
さて、WEST EXPRESS 銀河の種車である117系は約40年前(2020年時点)とかなり古い車両。イマドキの車両として、夜行運行時の「モーター音」などの騒音対策は大丈夫なのでしょうか。
JR西日本 鉄道本部営業本部担当部長の財剛啓氏によると、WEST EXPRESS 銀河は「モーター音が車内に漏れる一因になる点検蓋を廃止し、新型コンプレッサーを設置した」改良などによって騒音レベルを低減させたそうです。モーターのある電動車の2〜5号車と制御車の1号車と6号車、また座席の位置によっても音の感じ方は違うでしょうが、かなり静かにしたことは間違いないようです。
WEST EXPRESS 銀河は果たして、どこまで「静か」なのでしょうか。そして、どれだけ快適で楽しい列車なのでしょうか……! 2020年5月の運行開始が楽しみです。
新田浩之(にったひろし)
1987年神戸市生まれ。関西大学文学部卒、神戸大学大学院国際文化学研究科修了。主に鉄道と中欧、東欧、ロシアの旅行に関する記事を執筆。2018年からチェコ政府観光局公認の「チェコ親善アンバサダー2018」を務める。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ブルトレの思い出がよみがえる……! JR西日本の夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」2020年5月8日から運行開始
「みどりの窓口できっぷが買える夜行列車」が久しぶりに新登場します。 - 日本一貧乏な観光列車「ながまれ海峡号」の1回しか出ないメシで満腹になってやったぜ
はるばる来たヨ函館ェ〜 おいおいおいおい……! 1回だけれど「4時間食べ続ける」旨すぎる列車でした。【写真40枚】 - 秩父鉄道の「夜行急行」で夜明かし、その懐かしさにむせび泣く
夜中の長時間停車、駅ですする立ち食いそば!! - これは乗らねば! 新しい夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」
乗り鉄的には大事件!! - 「神対応」「JR最高すぎませんか?」 とある新幹線の運転士が子どもに「帽子」をかぶせてあげる最高に粋な姿が撮影される
子どもを笑顔にする仕事。