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航続距離480キロ以上 アメ車の代名詞キャデラック、初の高級EV「リリック」発表(1/3 ページ)

ラグジュアリーです。

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 ゼネラルモーターズ(GM)は8月7日(現地時間)、ラグジュアリーなクロスオーバーSUVスタイルの100%EV「キャデラック リリック(LYRIQ)」を公開しました。

キャデラック「リリック」(写真:キャデラック、以下同)
キャデラック「リリック(LYRIQ)」(写真:キャデラック、以下同)

 リリックは、米国を代表する上級車ブランドであるキャデラック初の100%EV。GMはキャデラックを含めて2023年までに20車種のEVを投入する計画を明らかにしており、本モデルはEV専用プラットフォームを全面採用したモデルとして注目されます。

 パワートレインは、後部にモーターを搭載した後輪駆動をベースに、オプションで4輪駆動仕様も用意。プラットフォームには将来他車種への活用も見込む、重量配分50:50とする電気自動車専用のモジュラーEVプラットフォームを採用します。

 バッテリーは希少金属の使用量を大幅に減らしたという新世代のリチウムイオンバッテリーシステム「アルティウム(Ultium)」を床底面に敷き詰めるように搭載。容量は100kWhで、300マイル(約482キロ)以上の航続距離を実現するとします。

ドライバーが近づくとアニメーションを行うブラッククリスタルグリルを搭載
ドライバーが近づくとアニメーションを行うブラッククリスタルグリルを搭載
G新たに開発した電気自動車専用のプラットフォームを採用
新たに開発した電気自動車専用のプラットフォームを採用

 外観は、近年世界的に流行する低く流れるようなルーフのクロスオーバーSUVスタイルで、オーナーを認識して発光アニメーションなどで出迎えるブラッククリスタルグリルによる「新しい顔」を備えます。

 このほか、ドライバーの視界全体に広がる33インチのLEDスクリーンや拡張現実感を高めるHUD(ヘッドアップディスプレイ)システム、ミラーレスのデジタルリアビューシステム、マイクと加速度センサーなどを駆使してロードノイズを抑えて車内を静かな空間に整える、新しい「ロードノイズキャンセルテクノロジー」、車両を遠隔管理するコネクテッド機能などの先進システムを搭載します。

室内は33インチのLEDディスプレイを装備
室内は33インチのLEDディスプレイを装備

 運転支援機能においても、延長20万マイル分の米高速道路における半自動手離し運転に対応する「スーパークルーズ」や、遠隔操作が可能な自動駐車システム「リモートパーキングシステム」も搭載します。

 リリックはショーカー(展示公開用車両)としての公開で、発売そのものおよび投入時期や価格などは明らかにしていませんが、現実的なエクステリアデザインなどから市販化可能なほどまで完成しつつあることが伺えます。



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キャデラック「リリック」(写真:キャデラック、以下同) ドライバーが近づくとアニメーションを行うブラッククリスタルグリルを搭載 G新たに開発した電気自動車専用のプラットフォームを採用 室内は33インチのLEDディスプレイを装備 キャデラック「リリック」(写真:キャデラック、以下同) キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」 キャデラック「リリック」

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