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【インド】にょにょーんとパンタグラフが伸びきった妙な上下バランスの電気機関車が発見される(1/2 ページ)

な、長〜!

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 な、長〜! インドに、にょにょーんとパンタグラフが伸びた珍スタイルの電気機関車が走っています。

鉄道 海外 インド 貨物列車 パンタグラフ
パンタグラフがスゲー長いインドの電気機関車(TRAINS PORT JUNCTION/YouTubeより、以下同)

 動画を投稿したのは、インドの鉄道系YouTubeチャンネル、TRAINS PORT JUNCTION。インド国鉄を走る貨物列車の様子を紹介してます。

 車体そのものはちょっと古めですが特に不思議なところはありません。でも、パンタグラフがあり得ないほど「長い」のです。

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車高と同じくらいパンタグラフがにょにょーんと伸びている

 パンタグラフは、架線から電気を導き入れるために車両の屋根に設置される集電装置。ひし形あるいはくの字型に折りたためる構造で、架線との距離に応じて高さを調整できるようになっています。

 日本の車両のパンタグラフは伸ばしきっても高さ2メートルほどでしょうか。それに対してこの電気機関車のパンタグラフは明らかに高くて長い……。正面から見ると車両高と同じくらいなので少なくとも3メートル、いや4メートルほどあるかもしれません。

 なぜこんなに長いのでしょう。その理由は連結されるコンテナ貨物車のため。ここで運ばれるコンテナは上下二段積み。コンテナは国際規格で外寸が決まっており、ノーマルタイプは高さ2591ミリ(8.5フィート/約2.59メートル)、ハイキューブタイプは高さ2896ミリ(9.5フィート/約2.89メートル)です。機関車の車高から頭1つ飛び出たコンテナの高さの分、パンタグラフの長さが必要というわけです。

 動画には、パンタグラフの長さに加えて、「動く壁のようだ!」など二段積みコンテナ車の豪快な様子に驚くコメントも寄せられていました。

 確かにこんなデカいのが目の前を通過したら怖いだろうな……。

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二段済みコンテナ輸送のために架線がとても高く、機関車のパンタグラフもそれだけ高さが必要だった
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動く壁のようだ……
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線路を横断する人と比べるとデカさが分かる

 日本でも、貨物駅に停車する電気機関車がパンタグラフをクッと伸ばすことがあります。これはコンテナの積み下ろし時に架線とコンテナが接触しないようにするため。貨物駅の横を通ったときは、ちょっと立ち止まって機関車の様子を観察してみてはいかがでしょう。新しい発見があるかもしれませんね。



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