漫画家ルーツ(おっさん)がふらりとどこかへ行き、自分のことをツインテールのかわいい女の子だと思い込んで漫画にする連載「ルーツレポ」。今回は“流行りの馬の姉ちゃんのアプリ”(ウマ娘のことだと思います)をきっかけに「競馬」に興味を持ったルーツが、テレビで皐月賞を観戦したときの様子をレポートします。
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ルーツ プロフィール
北海道出身の漫画家・漫画原作者。代表作に『てーきゅう』(原作)、『ルーツビア』など。ヤングチャンピオン烈にて、『お姉ちゃんはゲームをすると人が変わるお姉ちゃん』(原作)連載中。ニコニコ静画で自分の日常を4コマ(実質3コマ)漫画にした『自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。』更新中。中身はビール好きのおっさんです。
編集雑記
今回のレポはルーツが「リアル競馬に興味が出てきた」と編集の自分に声をかけてきたことがきっかけでした。実は自分を含めたルーツの友人グループ(ルーツいわく「ギャンブル三銃士」)で最近競馬に入れ込んでおり、毎週末はメインレースの予想を話しあったりするのが楽しみ。この日は3歳馬のクラシックレース「皐月賞(GI)」をルーツと一緒に観戦しました。漫画の趣旨的に美少女で描かれていますがもちろん全員おじさんです。
競馬の最大の魅力はさまざまな馬たちが生み出すドラマですが、馬券を買うとなるとシビアな勝負師の目になるのがギャンブル三銃士。予想の基本は競馬新聞に書かれた膨大な情報です。脚質、タイム、騎手、馬場状態などなど考えるべき要素は無限大。ルーツは情報の洪水にたじろいでいましたが、自分たちもそれっぽいことを言っているだけで正直あんまりよくわかってません。俺たちは雰囲気で競馬をやっている。
各々自分なりに予想を固め、馬券を購入したらいよいよレース本番。真剣に予想をすると思い入れも深くなり、テレビ観戦なのになぜかそわそわして立ち上がってしまうのも競馬あるあるだと思います。
予想が当たっても外れてもあれこれ感想を話し合えるのも競馬の面白いところ。なお、賭けた額が大きいほど「あそこでアレがアレだったら!」みたいなことをネチネチしゃべる量は増えます。1000円ほどの投資で楽しんだルーツは我々のテンションに若干引き気味でしたが、みなさんもこのくらいでライトに競馬を楽しむのがよいと思います。
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