映画やドラマ、舞台やアニメなどで活躍する俳優陣。話題作に出演したことで、認知度を高めていく若い世代の俳優も多くいます。
最近では、多くの人気俳優を輩出した「ドラゴン桜」の続編は話題に。原健太役の細田佳央太さんは、ほぼ無名時代に映画「町田くんの世界」で主役の座を手にし、以降多くの作品に出演。小杉麻里役の志田彩良さんは、「ドラゴン桜」と平行して「ゆるキャン△」の斉藤恵那役にも注目が集まりました。
また、子役としてデビューし、10年以上のキャリアを重ねる中で新たな一面が注目を集める俳優も。2005年にテレビドラマ「瑠璃の島」で子役デビューを果たした恒松祐里さんは、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」で新たなヒロインとして新境地に挑戦しており、カルピスのCMが懐かしい小林星蘭さんは、映画「若おかみは小学生!」で主人公の声優を務め、高い評価を集めました。
話題作への出演を経て、注目株となったそれぞれの若手俳優4人にとって“人生で一番うれしかったこと”を聞いてみました。
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細田佳央太
――人生で一番うれしかったことは?
2014年に公開された映画「もういちど 家族落語」で俳優デビューを果たし、2019年には「町田くんの世界」で1000人以上のオーディションから映画初主演の座を射止めた細田さん。2021年4月期放送のTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」で演じた原健太は、坊主頭にし、体重を13キロ増量し挑みました。
健太にフォーカスされた3話では、発達障害という難しい役どころを演じた細田さんの演技力に注目が集まったこともありました。
志田彩良
――人生で一番うれしかったことは?
同じく「ドラゴン桜」で、6キロの減量を行い小杉麻里役に挑んだ志田さん。2014年の短編映画「サルビア」で俳優デビューを果たすと、「チア☆ダン」「パンとバスと2度目のハツコイ」「mellow」「ゆるキャン△」など多くの作品に出演します。
その中でも、特に「ドラゴン桜」への思い入れは強かったようで、オーディションは、「絶対決めたい!」と並々ならぬ熱意を持っていたとのこと。演じた小杉麻里は、落ちこぼれ高校の中でも成績優秀な生徒で、祖父の死後、父から暴力を振るわれるようになってしまった難しい役どころ。本人も、「自分とは真逆な性格で、家庭環境、友達関係が自分と全く違うので演じることがすごく難しい」「でも自分の引き出しを増やすチャンスでもあり、演じていて楽しかったです」と語っていました。
恒松祐里
――人生で一番うれしかったことは?
「20歳の誕生日」
2005年にテレビドラマ「瑠璃の島」で子役デビューを果たした恒松さん。映画「くちびるに歌を」(2015年)や「虹色デイズ」(2018年)「アイネクライネナハトムジーク」(2019年)などで学生役を多く経験します。
2019年に迎えた20歳の誕生日は、ディズニーランドやディナーを満喫。母親が用意してくれたという日本酒の大吟醸を味見するなど、成人になった喜びをかみしめたようです。
以降は、ドラマ「泣くな研修医」(テレビ朝日)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK)などに出演。Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」では、大人な表情をのぞかせており、新境地に挑んでいます。
小林星蘭
――人生で一番うれしかったことは?
小林さんは、4歳のころカルピスのCMで芸能界デビューし、同世代の芦田愛菜さんや鈴木福さん、谷花音さんらとともに子役界をけん引。最近では、声優としての活躍も目覚ましく、2018年公開の映画「若おかみは小学生!」で演じた主人公のおっこ(関織子)で注目を集めます。
周囲の反響も本人に届いていたようで、「見ていただいた方からの反響がすごく大きくて地上波で放送したときもあったんですけど、そのとき、本当にいろんな方から反響をいただいて、それがすごいうれしかった」と喜びを語っていました。
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