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特別すぎる仕様の「サイクリスト専用列車」一般公開 両国駅で「B.B.BASE」体験イベント、9月5日開催

10月と11月のB.B.BASE運行予定も決定しました。

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 東日本旅客鉄道(JR東日本)が、サイクリスト専用列車「B.B.BASE」の体験イベントを2021年9月5日に開催します。

B.B.BASE
千葉房総方面行きのサイクルトレイン「B.B.BASE」

 B.B.BASEは、千葉房総方面行きのサイクリスト専用列車(関連記事)です。自転車を解体なしにそのまま持ち込めるよう車内を改造し、1席あたり1基自転車ラックを設置。普段は利用ルールが厳しい鉄道での「輪行」(関連記事)を気にせずに利用できるようにした珍しい特長を持ちます。定期列車としては運行せず、目的が明確でないとなかなか乗る機会がない旅行商品向け列車でもあります。

 体験イベントでは、両国駅の普段は使われない“幻の3番線ホーム”へ入場でき、停車するB.B.BASEの車内を解放。自転車を車内サイクルラックへ固定する体験、サイクルウェアブランド「パールイズミ」トークショー、ロードバイク/クロスバイクの新型車展示、キッズ向けの駅長制服付き記念撮影ブースなどを設けます。

B.B.BASE
B.B.BASEの車内
B.B.BASE
(参考)両国駅3番線ホームへは駅裏手のスロープ付きの専用出入り口から入る
B.B.BASE
1席当たり1基のサイクルベースを用意。解体せず自転車を列車内に持ち込める
B.B.BASE
ゆったり仕様の座席スペース
B.B.BASE
(参考)4号車はサイクリスト同士の交流の場とする広々フリースペース

 駅構内でのイベントのため、両国駅までの乗車券か同駅への入場券で入場できます。

「鹿野山コース」が登場、特別企画「手賀沼コース」も 2021年10月・11月のB.B.BASE運行ルート

 また、2021年10月、11月のB.B.BASE運行ルートも決まりました。

B.B.BASE
B.B.BASE
B.B.BASE
B.B.BASE 2021年10月、11月の運行予定(画像はプレスリリースより)
B.B.BASE
10月16日、17日に運行する特別企画「B.B.BASE手賀沼コース」(画像はプレスリリースより)

 10月16日、17日には、成田線開業120周年を記念した特別企画として「B.B.BASE手賀沼コース」が設定されました。代金は、両国〜布佐駅のB.B.BASE往復乗車と成田ゆめ牧場のスイーツ引換券のセットで大人3900円、小人2700円。びゅう旅行商品として発売します。

B.B.BASE
11月6日に運行される新コース「B.B.BASE鹿野山コース」(画像はプレスリリースより)

 ヒルクライムの聖地とする鹿野山や東京湾の眺めを楽しめる新コース「B.B.BASE鹿野山コース」も11月6日に設定されます。これに合わせて、木更津駅から久留里駅まで「菜久留(さいくる)トレイン」も運行します。

 代金は、両国→君津駅、竹岡→両国駅のB.B.BASE乗車料金と周辺施設で利用できるフリークーポン1000円のセットで大人4200円、小人2900円から。木更津駅から菜久留トレインに乗り継げるプランも販売します。

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大泉勝彦

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