岡村靖幸と斉藤和義がユニット「岡村和義」結成　2024年5月から全国8都市を回るツアー実施へ

斉藤靖幸ではなかった。

　岡村靖幸さんと斉藤和義さんが新ユニット「岡村和義」を結成。2024年5月から全国8都市を回るツアーを行うことが発表されました。

岡村靖幸+斉藤和義＝岡村和義（画像は岡村靖幸公式サイト）

「岡村と卓球」以来2度目のユニット結成

　「どぉなっちゃってんだよ」「カルアミルク」などの楽曲でも知られる岡村さん。近年は、坂本龍一さん、小出祐介さん（Base Ball Bear）、KICK THE CAN CREW、RHYMESTER、椎名林檎さん、松任谷由実さんらとコラボ、リミックス、フィーチャリングなど他者との交流を積極的に進めています。岡村さんがユニットを組むのは、2003年に電気グルーヴの石野卓球さんと結成したユニット「岡村と卓球」以来2度目です。

　同じくシンガーソングライターとして30年以上にわたり独自のスタイルを歩み続ける斉藤さんは、中村達也さんとのユニット「MANNISH BOYS」を2011年に結成。2018年には寺岡呼人さんや奥田民生さん、トータス松本さんらとともに「カーリングシトーンズ」を結成。こちらも他ミュージシャンとの活動を精力的に行っています。

　2人は2013年ごろから親交を深め、2018年には斉藤さんが開催した「西日本豪雨復興支援チャリティコンサート～空に星が綺麗プロジェクト～斉藤和義with Friends」に岡村さんが出演、即興セッションを披露していました。

　ユニット結成の直接のきっかけとなったのは、斉藤さんがゲスト出演した2020年1月放送のラジオ番組「岡村靖幸のカモンエブリバディ」（NHK-FM）。番組収録中に1曲新曲を作るという企画に2人は即興で挑み、「春、白濁」という楽曲を誕生させています。

　ユニット結成に併せ、2024年5月から全国8都市12公演のツアー開催も発表。確認できる楽曲は「春、白濁」だけですが、発表によると、「岡村和義の2人はこのツアーを彩るべく、新曲を鋭意制作中」とされています。