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公衆電話を知ることで「防災・防犯につながる」
今回の付録の狙いを聞いたところ、「付録を通して公衆電話の使い方を知ることが、防災・防犯につながると考えました」との回答。
携帯電話の普及により、公衆電話を使用する機会はもちろん、見かける機会も減っています。場合によっては、存在さえ知らないという子どももいるでしょう。そこでこの付録により、公衆電話の使い方を知って防災・防犯などを意識してほしいと考えたそうです。
『幼稚園』の付録に公衆電話が登場するのはこれで2回目です。初めて付録になったのは2020年5月号。それから4年経過して、想定読者が完全に入れ替わったこと、さらにNTT東日本からも話があったことから、再度付録になりました。
2020年時の付録化に際しては、『幼稚園』2019年9月の付録「セブン銀行ATM」(関連記事)を見たNTT東日本の担当者から、「ぜひ公衆電話の付録をつけてほしい」と要望があったそうです。何度も打ち合わせを重ね、ボタン部分をプラスチック製にして実際に押せるようにする、テレホンカードを入れられるようにする、受話器を置いたらテレカが出てくるようにするなど、ギミックにもこだわって開発されました。
今回の付録では、テレホンカードのデザインに幼児に人気の「パウ・パトロール」を採用。より多くの読者に興味を持ってもらえるよう工夫をしています。
公衆電話付録の『幼稚園』4・5月号は2月29日発売予定です。ちなみに現在発売中の2・3月号ではタカラトミーアーツとコラボしたガチャポケマシンが付属しています。
画像提供:小学館 幼児誌編集室
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