「今日で1歳になった娘が一升瓶を運ぶチャレンジをお納めください」――。ジョージア大使のティムラズ・レジャバ(@TeimurazLezhava)さんが投稿した、行事の様子がX(Twitter)で話題です。娘さんまで日本の慣習にすっかりなじんで……って、なんか変だな。
1歳児に1升分の餅を背負わせる「一升餅」
レジャバさんの娘さんは1月19日で満1歳。そのお祝いにと背負った一升瓶の重さもなんのその、パワフルに床をはい回ります。これぞ、1歳児に1升分の餅を背負わせて、「一生食べ物に困らないように(※)」と願いを込める日本の行事「一升餅」。これで娘さんの将来もきっと安泰……って、ティムラズそれ一升餅やない、一升瓶や!
※「一生長生きできるように」「丸い餅のように円満な人生を送れるように」など、さまざまな言い伝えがあるとされています
実はレジャバさんが儀式をしたのは、娘さんの誕生日を報告した際に、リプライで「一升餅は背負わせるのですか?」と聞かれたのがきっかけ。「初めて聞く……」「酒瓶を赤ちゃんに……」などと不思議に思いながらも実行したあとで、「餅」を「瓶」と見間違えていたことに気付いたのでした。
娘さんの一升瓶チャレンジは、「これは力強い」「おそらく世界史上初の試み」と話題に。「一生飲み物に困らなくなる」「一升餅も一升瓶の中身も、元はお米なので大丈夫」など、フォローの言葉も多数寄せられています。
レジャバさんはきのこの山とたけのこの里を食べ比べたり、ラーメン二郎に挑戦したりと、日本文化にグッと踏み込んだ投稿でしばしば話題に(関連記事1/2)。大使としての仕事や日本での暮らしをつづった書籍『ジョージア大使のつぶや記』が、2月28日に教育評論社より刊行予定です。
画像提供:ティムラズ・レジャバ(@TeimurazLezhava)さん
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