実家の池の水を全部抜いてみたら……? 感動を呼ぶ池の再生計画を捉えた動画が、YouTubeチャンネル「猫のマサとDIY」に投稿されました。動画は記事執筆時点で3万7000回以上再生され、コメント欄には「感激しました」「生き返りましたね」「お父様もお喜びでしょう」といった声が寄せられています。
病をきっかけに放置された池
2022年、投稿主さんはお父さんが脳梗塞で倒れたことをきっかけに会社を退職。介護のため実家に戻ってきました。お父さんは、池で金魚を飼っており大切にしていたそうですが、退院後は体が不自由になってしまい掃除が出来ず放置……。どうにかしたいとずっと思っていたとのこと。
そこで投稿主さんはお父さんと一緒に池の掃除をすることに。池の水はひどく濁り、ドブのような匂いがしたため、このとき一度、水を全部抜いて掃除しました。池はキレイになったものの、たくさんいたはずの金魚は激減……。お父さんはとても悲しんでいたそうです。
その後、投稿主さんはお父さんとアクアリウムショップへ行き金魚を購入。新しいメンバーを迎え、池の中もにぎやかになり、お父さんに笑顔が戻った矢先……なんと、サギに狙われほぼ全滅。フタはしていたものの隙間があり、そこから食べられてしまったようです。
またもやショックを受け悲しむことになってしまったお父さんのため、DIYが得意な投稿主さんは竹垣を作り池の周りに設置。さらに姫睡蓮を植え、小さめの噴水(ろ過ポンプ)を置くなど着々と金魚を迎える準備を整えていきました。
池の再起を図るDIYを決行
そして2024年、サギ対策として池を覆う金網の蓋をDIY。環境が整ったところで、もう一度池をキレイに掃除することに。しかし、掃除をしようとした日はあいにくの雨。そんな中、頼んでいた10匹の朱文金という金魚が届きました。
晴れた翌日、早速1年半ぶりとなる池の掃除を開始! よく見てみると泥の中には生き残った金魚の姿があり、まずは見つけた金魚をバケツに移します。そして、池の中のものを外に出したら次は水を抜いていきます。
カゴで受け止めながら中身をチェックしていると、2匹の金魚を発見。さらに池を確認しに行くとパイプが詰まっており、そこにも金魚が残っていました。そして生き残っていた金魚の数は……なんと7匹! 意外にも多く、お父さんは喜んでいたそうです。
新しい金魚が入っている水槽に7匹の金魚を移し、池にたまったヘドロなどを水で流したら掃除は完了。水を入れる前に、ろ過ポンプの位置を変え、電源コードやホースが目立たないように調整もしました。
続いて、水を止めているパイプを新調。3センチほど長くして今までより少し水深を深くするとのこと。できたパイプを水抜き穴に差し込んだら、ようやく作業は一段落。池に水と残留塩素を除去する薬剤を入れ、1日置きます。
そして翌日、キレイになった池に金魚を放流。色鮮やかな金魚たちが元気に泳ぐ姿に投稿主さんもお父さんも大満足! ここまでいろいろありましたが、大切にしていた池が復活して本当によかったですね。
投稿主さんは、愛猫の「マサ」くんと一緒に車中泊をしたときの様子が以前も話題となりました。(関連記事)。そんなDIY好きな飼い主さんと猫ちゃんとの日常は、YouTubeチャンネル「猫のマサとDIY」、Instagram(@nekonomasa_diy)、X(Twitter/@nekonomasa_DIY)で公開中です。
画像提供:「猫のマサとDIY」さん
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