「凄すぎる…」「ガチで滝」 “市ケ谷駅の冠水”が衝撃与える 階段に大量の水が流れる様子も…… 東京メトロに経緯を取材(1/3 ページ)
東京メトロ広報部は「現在は運行には全く問題ない」とコメント。
8月21日夕方から東京都心をゲリラ豪雨が襲い、新宿区や港区などに大きな被害をもたらしました。なかでも、市ケ谷駅(千代田区・新宿区)が冠水した様子はSNS上に写真や動画などで投稿され、日本中に衝撃を与えました。ねとらぼ編集部では、東京地下鉄(東京メトロ)にその経緯や現状を取材しました。
市ケ谷駅が冠水、階段に大量の水が流れる
SNS上に投稿されたのは、市ケ谷駅の階段に大量の水が流れ、冠水している様子など。なかには、同じく冠水した市ケ谷駅周辺の様子も投稿されていました。それらの写真や動画には、「ヤバっ…」「凄すぎる…」「ガチで滝」など、衝撃を受けたという声が多数寄せられています。
東京メトロ広報部「現在は運行には全く問題ない」
東京メトロ広報部の担当者は、ねとらぼ編集部の取材に対し、ゲリラ豪雨時の市ケ谷駅での対応について、「駅の出入り口に雨や水を止める『止水板』という板を閉めようとしたのですが、一時的に大量の雨が降ったためあまりにも水の勢いが速くて、閉められませんでした。そこで緊急の対応として駅にあるシャッターを閉め、シャッターの下に土のうを設置したものの、水が流れ込んで駅が一部冠水してしまったというのが経緯です」と説明しました。
担当者は現在の状況について、「現時点ではすでに市ケ谷駅の水は全て排出しており、運行には全く問題ございません」とコメント。6番出入口のみ被害が残っているようで、「6番出口のシャッターが壊れてしまい、現在も閉鎖しています。復旧は9月上旬を見込んでいます」と述べています。
新宿駅の巨大サイネージ、ゲリラ豪雨で故障か
なお、ゲリラ豪雨をめぐっては、8月21日夜ごろから新宿駅のデジタルサイネージの表示が大きく乱れている、という報告もSNS上で複数上がっています。サイネージを撮影した写真を添付する投稿もあり、いずれの投稿でもサイネージの表示が大きく崩れていることが確認できます。
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