“実写・御剣怜侍”降臨に成歩堂が配信者デビュー!? 東京ゲームショウ2024カプコンブースを逆転裁判・逆転検事シリーズが席巻!(1/3 ページ)
開始4秒で情報が渋滞する動画「ナルホド!逆転TV」は必見。
東京ゲームショウ2024(TGS2024)カプコンブースに、「逆転裁判」シリーズから“リアル御剣怜侍”が登場し、大反響を呼びました。また「カプコンTV!! スペシャルステージ Day2」では描きおろしアニメでの同シリーズ紹介映像が初公開となり、衝撃的なクオリティーの高さに会場からは大歓声が上がりました。同ブースの様子をねとらぼ編集部が詳報します。
リアル御剣怜侍降臨
まず紹介するのは、御剣怜侍のアクターと共に写真が撮れるとSNSでも話題になった「逆転検事1&2 御剣セレクション」フォトスポット。
午前中ですぐに整理券配布終了した現場に行ってみると、「逆転検事1」で数々のファンと(おそらく)御剣にトラウマを植え付けたプロトタイホくんが不気味にサーベルを掲げるあのシーンが忠実に再現されており、これだけでもファンは「お、おぉ……」となるクオリティーの高さです。
そして満を持して登場した御剣怜侍のアクターさんは、原作からそのまま3Dになって登場したのかというぐらい顔が小さく、スタイルが良く、そして何よりも御剣特有の気品の高さを漂わせており、まさに「リアル御剣」そのもの。
また“原作のイメージに限りなく忠実”なため、ぶ然とした表情や大仰な仕草はもちろんのこと、ファンからのポーズの指定にはあえて対応せず、原作に登場するポージングを完成度高くキメるという徹底ぶりの御剣。「バックヤードでも『フンッ』という感じで、完全に御剣です」と同ブースのスタッフさんたちが声をそろえており、そういった世界観を大切にしている点も含めて非常に素晴らしいブースだったと感じました。
ちなみに同フォトスポットでは御剣が大ファンの「大江戸戦士トノサマン」のお面が配られており、お面姿で御剣と写真を撮るファンの姿も多くみられました。
トークイベントでは)宇宙海賊ゴー☆ジャスさんにある疑惑が……!?
TGS2024最終日となる9月29日には、「逆転」シリーズプロデューサーの橋本賢一さん、「逆転検事1&2 御剣セレクション」プロデューサーの西田峻佑さん、同作品のキャラクターデザインを手掛けた岩元辰郎さん、そしてが宇宙海賊ゴー☆ジャスさんがトークイベントに登壇。「逆転検事1&2 御剣セレクション」の魅力について話尽くしました。
ゲーム内での御剣怜侍のキャラクターボイスを担当している岩元さんによる「異議あり!」で会場が黄色い歓声に包まれる中、岩元さんからはゴー☆ジャスさんがゲーム内に登場するマジシャン、マックス・ギャラクティカのイメージを拝借しているのではないかという疑惑が指摘され、「昔のカプコンTVでやりましたから」と抗弁したゴー☆ジャスさん。最終的には岩元さんから「疑わしきは罰せず」との言葉が上がり、会場は爆笑の渦に包まれました。
そして話題は岩元さんがデザインを手掛けた各キャラクターと各ビジュアルへ。
冒頭ではキービジュアルにおける御剣のポーズについて、「もう指差しを見ても新鮮味はないだろう」と、ジャケットを羽織るポーズが考案されたことなどが明かされました。また、クリア後にもう一度キービジュアルを見てみると気付く点があるかもしれない、というヒントも出され、会場に集まったファンは興味深そうにキービジュアルに見入っていました。
さらにサウンドトラック用に描き下ろされたビジュアルについては、実はさらに大きくイラストが描かれていたことも判明。9月29日から、イーカプコンで「逆転検事1&2 御剣セレクション 岩元辰郎描き下ろしアート キャラファインボード」が予約受付開始されたとの発表には会場からは大きな歓声が上がりました。
ファン大歓喜! 「逆転裁判シリーズ作品紹介映像」
また15時には「シリーズをプレイしたことがある方もない方も楽しめる内容となっている」と予告されてSNSをにぎわせた「逆転裁判シリーズ作品紹介映像」が公開されました。
「ナルホド!逆転TV」と題した動画配信チャンネルを開設した弁護士・成歩堂龍一が友人の御剣怜侍と共に「逆転シリーズ」の魅力を紹介する内容となっているのですが、動画内には1回視聴しただけでは拾いきれないほどの小ネタが満載。
成歩堂が動画投稿しているサイトは「TGS2006特別法廷」でなぜかニュースキャスターに転身した御剣が出演していた「ニュースッス・ニュースッス」が元ネタとみられる「Tubeッス Tubeッス」で、関連動画にもおなじみのキャラが並ぶほか、DL数(ダウンロード数)が“6回”など開始4秒で情報が渋滞しています。
その後は2001年発売のシリーズ第1作「逆転裁判」を皮切りに、「逆転裁判123」に登場した“くせ者”たちを紹介。御剣怜侍、狩魔冥、ゴドーといった検事たちを中心に、作品を振り返りました。
さらに「逆転裁判456」から牙琉響也、希月心音、ナユタ・サードマディ。「大逆転裁判1・2」からバロック・バンジークスを順調に紹介していったのですが、なぜか御剣が「フッ 私のほうがヒラヒラの数が多いな」とバロックに対して謎のコメントを放ち、成歩堂に「それ多いとすごいのか……?」とツッコまれる場面も。
動画内には一部の“オバチャン”に刺さりまくりそうな謎の御剣キラキラサービスショットも挟まれていたため動画の編集者が誰なのかが大変気になるところです。
さらに、逆転シリーズで知られる巧舟さんがディレクターを務めた「ゴースト トリック」、シリーズ最新作となる「逆転検事1&2 御剣セレクション」も紹介。
最後は御剣からの「チャンネル登録しないと」という前振りを経て、成歩堂と御剣のW「異議あり!」が飛び出すなど、意外と動画配信者が板についている様子の2人。終盤には意外と乗り気な御剣から“ある提案”もされているので、シリーズファンは必見の動画となっています。
「逆転検事1&2 御剣セレクション」の試遊コーナーでは午前時点で驚異の120分待ちをマークするなど、第1作目発売から23年を経ても根強い人気を誇っている逆転シリーズ。人気は衰えることを知らず、今回のトークイベントの配信も54万再生を突破するなど世界中のファンが注目し、SNSでも活発に感想が投稿されていました。
今後も逆転シリーズの展開から目が離せません。
「逆転検事1&2 御剣セレクション」とは――
「異議あり!」でおなじみの法廷バトルゲーム「逆転シリーズ」に登場する検事・御剣怜侍を主人公とした「逆転検事」「逆転検事2」が、フルHDグラフィックで蘇る「逆転検事1&2 御剣セレクション」。
“NEW逆転 NOT裁判”をコンセプトに2009年5月28日に発売された「逆転検事」は、「逆転」シリーズ初のスピンオフタイトルで2024年で発売から15周年を迎えました。
(Kikka)
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