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【その3】ゆで太郎

「ゆで太郎」店舗外観

 3つ目に紹介する立ち食いそばチェーン店は「ゆで太郎」です。

 ゆで太郎は“粉から自家製麺 江戸切りそば”と店頭看板にも書かれている、そばを中心に食事メニューを提供しているチェーン店です。

券売機のメニュー表示 ミニサイズのカレーには「唐揚げ」などがトッピングされている

 ゆで太郎の「カレーライス」は単品、もしくはそばとのセットで“ミニカレー”を選ぶと食べられます。

ゆで太郎「カレーライス」(460円税込)

 今回は、460円(税込)で提供されている「カレーライス」を注文して実食しました。

 白米のご飯に、にんじん・玉ねぎ・豚肉の細切れの具が確認できるカレーソースがかかったシンプルな外観です。

“シャバシャバ系”のカレーソースが特徴

 カレーソースはスープに近い感覚で、ご飯に絡めたらしみ込みやすい印象がありました。札幌で流行している「スープカレー」に近い、とろみのない「シャバシャバ系」のソースに感じるかもしれません。カレーソースとご飯を混ぜ合わせて食べたい人で、リゾット(雑炊)みたいな感覚を味わいたい人ならお気に入りとなるのではないでしょうか。

カレーソースに含まれている具材は大き目 玉ねぎが目立つ

 カレーソースの辛さは、甘口と中辛の中間地点ぐらいに感じます。辛い食べ物が苦手な人でも食べやすく作られています。温かい「かけそば」、冷たい「ざるそば」のいずれともマッチする適度な辛さが、ゆで太郎のカレーライスの強みかもしれません。

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まとめ

 今回、3つの立ち食いそばチェーンのカレーライスを実食しましたが、比較してみると以下のような印象を感じました。

  • 富士そば:自宅でカレールーを使って作ったカレーライスに近い
  • 箱根そば:具材が少な目なインド系カレーの雰囲気
  • ゆで太郎:“シャバシャバ系”スープカレーのような印象を感じる

 これら3つの店舗で販売されているカレーライスは、自宅で作る雰囲気のお店があれば、スープカレーのようにとろみが少なく抑えられているお店もあって多種多様な印象を受けました。

 価格設定はほぼ互角となるため、カレーソースの好みによってどの立ち食いそばチェーン店でカレーライスを選ぶかが決まりそうです。

 また、食べ盛りの学生や身体を使って仕事をしている人のお財布事情を助けてくれる「セットメニュー」の存在も大きいでしょう。そば単品だけで量が足りないと感じている人にミニサイズのカレーライスを追加する、あるいは単品それぞれをいっしょに注文することで値段が安くなるメリットがあります。

 今回紹介したのは3つのチェーン店でしたが、日本全国にはカレーライスをメニューに加えている立ち食いそばチェーンがあったり、中には「カレー丼」などと創意工夫したりしているお店もあります。

 隠れた絶品メニューを味わったら、魅力に心を撃ち抜かれるかもしれません。ぜひ、行きつけであったり気になったりしている立ち食いそばチェーンで、カレーライスを注文して食べてみてください!

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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