【人事・総務職が選ぶ】「就職力が高そうな東京の私立大学」ランキングTOP9！　第1位は「慶應義塾大学」【2023年最新調査結果】

　ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の人事・総務職を対象に「就職力が高そうな東京の私立大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　多くの人事・総務職から「就職力が高そう」と支持を集めたのは、都内のどの私立大学だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！　なお、アンケート対象の大学は、文部科学省のサイトを参考にリストアップしています。

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著者・編集者：センター

1978年生まれ。40代で外資系IT企業を早期退職し、何故かライターに転身。阪神タイガースと初代ガンダムをこよなく愛するオッサンです。趣味はプロ野球観戦、ゲーム、一人カラオケ。好きな競走馬はタップダンスシチー。日記と脳トレが日課。

調査概要

【人事・総務職が選ぶ】「就職力が高そうな東京の私立大学」ランキング

第5位：上智大学

　第5位は「上智大学」で、得票率は11.1％でした。

　千代田区に本部を置く上智大学は、1913年創立の総合大学。「他者のために、他者とともに」を教育精神に、「叡智が世界をつなぐ」を建学の理念に掲げ、キリスト教ヒューマニズムの精神を根幹とする教育を行ってきました。

　上智大学では、キャリアセンターを中心に、進路選択のための各種ガイダンスや個別相談、求人やインターンシップの情報公開など、キャリア形成のサポートを実施。学部や学科に縛られず、多様なキャリアパスを形成できるのが特徴で、高い就職率を誇っています。

第4位：日本大学

　第4位は「日本大学」で、得票率は13.3％でした。

　千代田区に本部を置く日本大学は、1889年に創立された「日本法律学校」を前身とする総合大学。北は福島県から南は静岡県まで、さまざまな場所にキャンパスがあります。そんな日本大学では「自主創造」という教育理念のもと、新時代を切り開く人材の育成を行ってきました。

　日本大学は多くの就職支援スタッフを抱え、学部の垣根をこえたプログラムや就職指導を実施。また、在学生や卒業生を対象とした公務員試験対策講座をはじめ、資格取得や教職課程に挑戦する学生への支援も充実しています。そのため、就職力が身につく大学として評価されてきました。

第3位：日本赤十字看護大学

　第3位は「日本赤十字看護大学」で、得票率は15.6％でした。

　渋谷区に本部を置く日本赤十字看護大学は、1890年に日本赤十字社病院で始まった看護婦養成を起源とする大学で、1986年に四年制大学になりました。「人々の尊厳と権利を守り、 看護を通して赤十字の理念である『人道（Humanity）』の実現にむけて努力する人間を育てる」という教育理念のもと、看護学に関する教育や研究活動を行っています。

　同大学の卒業生は、全国の赤十字病院をはじめとする病院や、自治体の保健所などで活躍しています。また、助産師を目指す学生のため、大学院研究科修士課程・国際保健助産学専攻を開設。国家資格を生かして働き続けられることが、評価につながったのかもしれません。

第2位：早稲田大学

　第2位は「早稲田大学」で、得票率は17.8％でした。

　新宿区に本部を置く早稲田大学は、1882年に創設された「東京専門学校」を前身とする総合大学。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を教育の基本理念に掲げ、世界に貢献する学生を育ててきました。

　早稲田大学ではキャリアセンターを中心に、全学生を対象としたキャリア形成支援を実施しています。例えば、卒業生との座談会や、キャリア形成についてのセミナー、インターンシップ先の紹介などを用意。そのため、高い就職内定率を誇り、中には海外で活躍する卒業生もいます。

第1位：慶應義塾大学

　第1位は「慶應義塾大学」で、得票率は20％でした。

　港区に本部を置く慶應義塾大学は、1858年に福澤諭吉が開いた「蘭学塾」を起源とする総合大学。創立者・福澤諭吉が身をもって体現した「独立自尊」の精神を受け継ぐ学生を多く育ててきました。

　慶應義塾大学では、それぞれのキャンパスに設置された就職・進路支援担当部署が、進路選択全般について相談できる体制を整えています。また、多くの人事担当者と情報交換を行い、正しい情報と豊かな経験に基づいた支援を実施。学生生活の充実に重きを置いたサポートを行っているのも特徴です。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！