「公立高校教師の初任給が高い都道府県」ランキング! 第1位は「岡山県」【2022年度版】

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 普段の授業だけではなく、進路指導にも携わるため、生徒の将来に大きな影響を与える高校教師。そんな高校教師の初任給にはどのような地域差があるのでしょうか。

 そこで本記事では総務省が公表している2022年度のデータを基に、2022年度の「公立高校教師の初任給が高い都道府県」ランキングを紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう!

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(出典元:総務省「令和4年4月1日 地方公務員給与実態調査結果」

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「公立高校教師の初任給が高い都道府県」ランキング

画像:写真AC
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第2位:愛知県(21万5900円)

画像:写真AC

 第2位は「愛知県」で、2022年度の公立高校教師の初任給は21万5900円でした。

 日本のほぼ中央に位置する愛知県。大都市でありながら自然にも恵まれているエリアです。自動車・航空機・工作機械などの重化学工業などが盛んに行われている他、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ゆかりの地としても有名。「みそ煮込みうどん」や「ひつまぶし」などのご当地グルメも楽しめます。

 愛知県では初任者に対し、基礎的素養や学級・ホームルーム経営をはじめ教科指導、総合的な探究(学習)の時間、特別活動、生徒指導、キャリア教育について、指導教員による指導を中心に年間150時間以上の校内研修を実施。県総合教育センターなどで年間17日間の校外研修も実施しています。また教職員の子育て支援プログラムの設置など福利厚生も手厚く、働きやすい環境が整っているようです。

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第1位:岡山県(21万6600円)

画像:写真AC

 第1位は「岡山県」で、2022年度の公立高校教師の初任給は21万6600円でした。

 中国地方の南東部に位置する岡山県。温暖な気候を生かしたフルーツの栽培が盛んに行われており、「清水白桃」「マスカット・オブ・アレキサンドリア」「ピオーネ」の生産量は全国一を誇ります。瀬戸内海を挟んで四国と接していることに加え、新幹線をはじめとする鉄道や高速道路、岡山桃太郎空港など交通網が整備されているため、交通の要衝としても重要な役割を担っています。おとぎ話の「桃太郎」発祥の地としても有名。

 岡山県では公立学校教員採用候補者選考試験を受験する学生を対象に、学校現場の実態に即した講義や実践的な演習を行うインターンシップ事業「教師への道」を実施するなど、レベルの高い教師の輩出に注力。それぞれのキャリアステージに応じた資質能力の育成指標や研修計画も定められています。また、病気やけが、結婚や出産などへの各種給付や、住宅や教育への貸付など、福利厚生が充実しているところも魅力です。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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