ストッキングとタイツの境目は何デニール?

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 『ストッキング』と同じように、脚に履くものに『タイツ』があります。この違いですが、定義では“生地の厚みによって区別する”とされています。この“生地の厚み”のことを『デニール』といいます。

 『デニール』とは“糸の太さや重さを表す単位”のことで、”9,000mに糸を伸ばした時の重さ”が基準となっていて、9,000mで1グラムの糸が『1デニール』です。9,000mの長さで10グラムであれば、『10デニール』です。

 ちなみに”10,000mの長さで、1グラムの重さの糸の太さ”のことを『1デシテックス』といいます。

 この定義にあてはめますと、『ストッキング』は『30デニール未満』のもの、『タイツ』は『30デニール以上』のものになります。『80デニールのタイツ』の場合、糸を9,000mに伸ばした時、80グラムの重さの糸を使っていることになります。『デニール』が変わると“透け感”や”保温力”が変わります。例えば『デニール』が『40』の場合、薄手で、ほど良い透け感。『60』の場合、足全体がほんのり透ける程度。シルエットがキレイ。『80』の場合、ヒザ頭が透ける程度。『110』になると、透けない・・・といった感じです。

 但し、厳密に区別されているわけではないそうで、そのため『20デニールのタイツ』も商品として存在しているそうです。さらにメーカーによっては“生地の編み方”で区別している所もあるそうで、それにあてはめますと『ストッキング』は、“1本のナイロンの糸で編まれたもの”『タイツ』は”複数の糸で編まれているもの”になるそうです。


■杏樹の感想

今週は『ストッキング』がテーマということで、男性の方はピンと来なかったかも知れませんが、私を含め女性の方にとっては、興味深かったのではないでしょうか?

それにしても様々な方々の努力によって、現在のような、快適な履き心地のストッキングが誕生したのだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

それにしてもストッキングとタイツの進化は、本当に凄いですネ。

(2018年5月18日放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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