【銀河英雄伝説】で最も名言が多いと思う登場人物は誰?【人気投票実施中】
田中芳樹さんの小説『銀河英雄伝説』には、銀河帝国と自由惑星同盟の両陣営ともにさまざまな主義主張をもった魅力的なキャラクターが多数登場します。これまでねとらぼでは、キャラクターごとの名言についてのアンケートをしばしば実施してきました
それでは、作中の登場人物の中で、最も名言が多いのは一体どのキャラでしょうか? 今回はそんなテーマでアンケートを実施します! お気に入りのセリフや印象に残っているシーンなど、あなたが最も「名言」がよく似合うと思うキャラクターに投票してください。まずは主要な登場人物の中から、6人のキャラをピックアップして紹介しましょう。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
銀英伝の帝国側の主人公であるラインハルト・フォン・ローエングラム。類稀な容姿や天才的な軍略をもち、没落貴族の子から新帝国の初代皇帝にまで登りつめました。
軍事・政治的な才能は傑出している一方で、それ以外への関心が薄く、ユーモアのセンスにも欠けるとされています。そのため、成した偉業に比べると名言めいたセリフは意外と少ないかもしれません。ですが、直情的かつ的を射た発言の数々は、ラインハルトの魅力に華を添えているといえるでしょう。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
ラインハルトの参謀として、彼の覇業を影の部分で支え続けたパウル・フォン・オーベルシュタイン。冷徹なマキャベリストであり、目的の前には他人に嫌われることも厭わない彼の発言は、常に無駄のなく相手に有無を言わせない迫力があります。
そんなオーベルシュタインですが、名言の人気投票では飼っていた老犬に関するセリフが1位・2位となりました。滅多に感情を表に出さないオーベルシュタインの、垣間見せる人間臭い発言が、強く印象に残ったものとみられます。
オスカー・フォン・ロイエンタール
ラインハルト配下の最有力提督のひとりであるオスカー・フォン・ロイエンタール。用兵・戦略・統治能力など多方面に秀でた人物ながら、複雑な家庭環境で育ったため屈折した性格と人生観をもつキャラクターです。
ロイエンタールの名言人気投票では、「遅いじゃないか、ミッターマイヤー……」にはじまるセリフが圧倒的票数で1位を獲得。心ならずもラインハルトに反旗を翻さざるを得なくなり、無二の親友のミッターマイヤーに討たれることを是とした彼の数奇な生き様が、多くの人の胸に響いたようです。
ヤン・ウェンリー
自由惑星同盟側の主人公であるヤン・ウェンリーは、作中随一の毒舌家でもあります。自国の政治家や政治体制、さらには軍の上司や上層部に対しても、しばしば辛辣な皮肉を投げつけます。
ヤンの名言人気投票で1位となったのは、「かかっているものは、たかだか国家の存亡だ」 にはじまる開戦前の演説の一節でした。登場シーンが多いうえに皮肉屋ということから、彼の口からはバラエティー豊かな名言が朗々と紡ぎ出されています。
ワルター・フォン・シェーンコップ
個性豊かなヤン艦隊の幕僚でも、ヤンに劣らず毒舌家といえるのが「薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊」連隊長のワルター・フォン・シェーンコップです。主任務の白兵戦にとどまらず、ヤン艦隊の幕僚として多くの勝利に貢献しました。
数々の浮き名を流したことでも知られるシェーンコップは、名言もまた女性がらみが多いのが特徴。名言人気投票で1位となったのは、ヤンとフレデリカの微笑ましい仲をからかった「ちがうね、ピクニックってやつは、もっとまじめにやるものだ」でした。
アレクサンドル・ビュコック
アレクサンドル・ビュコックは、同盟軍上層部では数少ないヤン・ウェンリーの理解者。歴戦の老将としての優れた采配に加え、その高潔な人柄から、敵である帝国側の提督からも称賛を浴びました。
民主制国家の職業軍人であることを誇りとするビュコック提督の名言には、彼のどこまでも民主主義を尊重する姿勢が表れています。先行の名言人気投票では、同僚のチュン・ウー・チェンと交わした「……民主主義に乾杯!」が1位に選ばれました。
まとめ
選択肢には、銀河英雄伝説の主な登場人物40名を用意しました。タイトルは名言が多いキャラとしましたが、名言の数で挙げてもよし、質と重みで選んでもよしです。あなたが最も「名言」を生み出したと思うキャラにご投票ください。
また、もしもリストにない登場人物に投票したいという場合は「その他」を選択してコメント欄に推したいキャラ名の記入をお願いします。ほかにも、好きなセリフや印象的な名言にまつわるコメントなども、ぜひお寄せください。アンケートへのご協力よろしくお願いします!