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アイルランドのロックバンド「U2」。1976年に結成され、1980年にメジャーデビューしました。グラミー賞を22回受賞しており、ロックバンドとしての受賞記録が最も多いグループとしても有名。また、音楽活動を続けながらチャリティープロジェクトに参加しており、社会問題や宗教観をストレートに表現する音楽スタイルは、多くの方面から高い評価を得ています。
今回は、「U2の最も好きなアルバム」をテーマにアンケートを実施。まずは、特に有名で人気の高い4枚のアルバムをご紹介します。
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ヨシュア・トゥリー
「ヨシュア・トゥリー」は1987年にリリースされた、U2の5枚目のアルバムです。
収録数は11曲で、U2のシングルとして初めてUSチャート1位を獲得したヒットソングの「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」や、 テレビ朝日系「ニュースステーション」10代目オープニングテーマとして有名な「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム」などが収録されています。
前作から3年後にリリースされたアルバムで、その間にU2はチャリティーイベントに参加して世界的な知名度も得ており、このアルバムの発売で更に人気が上がりました。全英・全米どちらのチャートでも1位の人気で、1988年のグラミー賞では最優秀アルバム賞と最優秀ロック・グループ賞を獲得。U2キャリアの中で、最大のヒットアルバムとなりました。
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魂の叫び
「魂の叫び」は1988年10月10日にリリースされた、U2の6枚目のアルバムおよびドキュメンタリー映画のタイトルです。映画はU2のヨシュア・トゥリー・ツアーを追ったライブ・ドキュメンタリー作品で、日本では1988年に劇場公開されました。
アルバムの収録曲は17曲で、ボブ・ディランが作詞作曲をした「見張塔からずっと」のカバー曲や、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアに捧げられた「プライド」、U2がB.B.キングとの連名で発表した「ラヴ・カムズ・トゥ・タウン」、U2自身の楽曲である「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」のコーダからヒントを得た「オール・アイ・ウォント・イズ・ユー」など、人気曲が満載です。中でも「ディザイアー」という楽曲は、1989年のグラミー賞最優秀ロック・グループ受賞を果たしています。
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アクトン・ベイビー
「アクトン・ベイビー」は1991年11月19日にリリースされた、U2の7枚目のアルバムです。
収録曲は12曲で、ベルリンの地下鉄2号線の動物園駅がネーミングの由来の「ズー・ステーション」や、大幅に路線変更した中でも、元々のU2らしい誠実さが感じられるバラードの「ワン」、ヴィム・ヴェンダース監督の同タイトルの映画の主題歌「夢の涯てまでも」、ファンクのリズムを取り入れた楽曲の「ザ・フライ」、後にカバーするアーティストも多く現れる「恋は盲目」など、話題曲がいくつも収録されています。
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オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド
「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」は2000年10月30日にリリースされた、U2の10枚目のアルバムです。
収録曲は12曲で、U2の原点であるロックンロールに改めて回帰した「ビューティフル・デイ」や、映画「トゥームレイダー」のテーマ曲として使われた「エレヴェイション」、軍事政権下のミャンマーで自宅軟禁中だった活動家アウンサンスーチーさんを励ます曲として作られ、フジテレビ系「F1グランプリ2010」のエンディングテーマでも使われた「ウォーク・オン」、U2のボーカルのボノが自殺した親友に捧げた曲「スタック・イン・ア・モーメント」などが収録されています。
実験的な変化を遂げてきたU2が、21世紀の幕開けと共にまた新たな方向性を模索したアルバムであり、ファンや音楽評論家からの評価も高く、2001年のグラミー賞では複数部門を受賞しました。
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あなたが一番好きなU2のアルバムは？
この他にも、U2はさまざまなアルバムをリリースしています。ぜひ、あなたの一番のお気に入りアルバムを教えてください！ 投票したアルバムのおすすめポイントや思い出などのコメントもお待ちしています！
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