「定置網漁」の漁獲量が多い都道府県ランキングTOP36! 1位の「北海道」に次ぐ2位は?【2020年データ】

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 海にあらかじめ網をセットしておき、その中へと魚を誘導して漁獲する定置網漁。過剰漁獲になりにくいことから、サステナブルな漁法となっています。そんな定置網漁で最も漁獲量が多いのはどの県なのでしょうか?

 今回は農林水産省のデータをもとに、定置網漁の漁獲量が多い都道府県ランキングをお送りします。

※海面漁業の漁獲量ランキングです。
※各順位()内の数値は漁獲量(総量)です。
※データに関して「事実のないもの」等の理由から一部都道府県はランキング外となっています。

(出典:農林水産省「令和2年漁業・養殖業生産統計」

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第3位:岩手県(3万2300トン)

 第3位は岩手県でした。定置網による漁獲量は3万2300トンです。

 岩手県では秋さけ漁のメインとして定置網漁が行われており、河川に遡上する前の生きた秋さけを漁獲します。この方法により水揚げされた秋さけのいくらは、皮のやわらかい高品質なものとなることから、市場における価値が高いものとなっています。

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第2位:宮城県(4万3000トン)

 第2位は宮城県でした。定置網による漁獲量は4万3000トンです。

 宮城県は底びき網漁が盛んなエリアでもある一方、定置網漁も盛んに行われています。前者ではヒラメ,マコガレイなどが水揚げされ、後者ではマイワシ、シロサケなどが水揚げされます。

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第1位:北海道(14万5400トン)

 第1位は北海道でした。定置網による漁獲量は14万5400トンです。

 北海道の定置網漁ではニシンやホッケ、タラ、カレイなどが獲れますが、メインとなるのはサケです。しかし、2004年をピークに漁獲量は減少傾向になっています。北海道では、漁業協同組合などを中心に毎年春ごろ、約10億匹の稚魚を放流するなど、サステイナブルな漁業に取り組んでいます。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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