「ジブリ映画の主題歌」であなたが一番好きな曲は？【人気投票実施中】

風の谷のナウシカ／安田成美

　1984年に公開されたジブリ映画「風の谷のナウシカ」。劇中歌のナウシカ・レクイエムはあまりにも有名ですが、主題歌は安田成美さんの歌う「風の谷のナウシカ」です。主題歌となったものの、劇中で流れることはなく、予告編やテレビCMなどの映画プロモーションで使用されました。フォークロックバンド・はっぴいえんどの細野晴臣さん（作曲）、松本隆さん（作詞）が手がけており、ゆったりとしたメロディに、安田さんの透き通るような歌声が印象的です。

やさしさに包まれたなら(single version)／荒井由実

　荒井由実さんの「やさしさに包まれたなら(single version)」は、1989年公開のジブリ映画「魔女の宅急便」の主題歌です。荒井由実さんはオープニングソング「ルージュの伝言」も歌っています。見知らぬ街で奮闘する主人公のキキの背中を、やさしく押すような歌詞とメロディが印象的。公開当時リバイバルヒットを達成した名曲で、今もなお愛され、数々のアーティストがカバー曲を発表しています。

もののけ姫(もののけ姫)／米良美一

　カウンターテナーの歌手、米良美一さんの歌う「もののけ姫」は、1997年公開のジブリ映画「もののけ姫」の主題歌。映画の世界観と同じように、神秘的な美しさを感じられる曲です。短い曲ですが、存在感のある圧倒的な歌唱力で見事に歌い上げられ、壮大な世界を表現した歌詞は、さまざまな解釈ができます。なお、2番には歌詞がなく、米良さんの美しい歌声をより感じることができます。

ひこうき雲／荒井由実

　2013年に公開されたジブリ映画「風立ちぬ」の主題歌「ひこうき雲」は、「魔女の宅急便」以来24年ぶりに荒井由実（松任谷由実）さんがジブリ映画に提供した曲。やわらかく胸にしみるような歌声と、はかない命を飛行機雲に見立てた歌詞が心に残ります。この曲が初めて発表されたのは1973年で、荒井由実さんのファーストアルバムの表題曲でした。発表から40年を経て主題歌になったのを記念し、「ユーミン×スタジオジブリ 40周年記念盤ひこうき雲/荒井由実」がリリースされています。