「金曜夕方に社内で酒盛り」　のぞき見ドキュメント 100カメ、Twitter Japan特集で「何の仕事してるの？」「意外と昭和の日本のノリ」などの声

　1月27日、NHKの番組「のぞき見ドキュメント 100カメ」で Twitter Japanが特集され、ネット上で「ゆるすぎる」「うらやましい」と話題になっています。

　「100カメ」は、お笑いコンビ・オードリーの2人が、1つの“場”に設置された100台の固定カメラ映像を見て、従来のドキュメンタリー番組ではとらえられなかった「等身大の素顔」を観察する番組です。今回は、東京都中央区にあるTwitter Japanのオフィスに100台のカメラを設置して、巨大SNSの「中の人」を観察しています（関連記事）。

Twitterで働くと仕事中でもツイートし放題。オードリー若林「Twitterの人なのに使い方が下手だな」　

　世界で4500万ユーザーを誇る巨大SNSのTwitter、日本はユーザー数・収益ともに世界第2位。そんなTwitter Japanで働く人々は意外にも自由で、社員は業務中にTwitterを見て笑っていたり、その日の筋トレメニューをツイートしたりしながら働いていました。そんな光景を見て、ネット上では「仕事中もツイートし放題っていいなぁ」や「自由度は高いけど会社としてダメそうw」など、さまざまな声が見られました。

　特に“ツイ廃”（Twitterばかり見ている人のこと）の社員は、痛車（アニメキャラなどのラッピングカー）の画像を見て爆笑しており、ネット上で「ツイ廃の人が『100カメ』で検索して笑ってそう」や「基本まったり業務してるんだねぇ」などのコメントも。

　また、スタジオで映像を見ていたオードリーの若林さんは、「Twitterの人なのに使い方下手だな」とツッコんでいました。

「意外にも昭和のノリ」飲みニケーションを大切にするTwitter Japan

　番組中で、業務中にデスクの下からワインを取り出し、お酒を飲んでいる社員の姿が放送され、ネット上では「うらやましい」という感想が多く見られました。

　社員みんながアルコールに酔いながら仕事をしているのかと思いきや、これは社員同士のコミュニケーションのために行われている「ティータイム」という社内行事。毎週金曜の夕方は、お酒を飲みながら業務報告などをしているそうです。自由な社風だからこそコミュニケーションが大切にしているそうです。

　これに対してTwitter上では「ちょい昭和の日本のノリなところが意外」や「社内交流をとる施策にコストをかけるほど効率化できるんだな」など、外資企業の意外な一面にビックリした人も多かったようです。

　また、スタジオでは、
　若林さん「飲むからコミュニケーションになるってあるんだよ。俺が言うの変だけど」
　春日さん「そういうのを一番やってこなった人だからな」
　という会話が。これにも注目が集まり「若林さん、あなたは飲み会から逃げてた人でしょ」などオードリーファンからのツッコミツイートが目立ちました。

大事なプレゼン前でも締まらないTwitter Japan

　Twitter Japanの収入の9割は広告収入で、Twitter上での広告展開を支援する「顧客支援チーム」は、翌日に大きなプレゼンを抱えていました。

　それを担当するのは2年目のニッシーさん。ニッシーさんは上司との会議で「同じ会社で10年20年と働くつもりはない。会社への貢献は自分の中でチャレンジしたくない」と語っており、スタジオの2人は不安そうなリアクション。

　プレゼン当日となり、9時30分に会社を出る予定でしたが、9時15分になっても出社してこないニッシー。プレゼン資料の最終版がまだ届いていないという顧客支援チームがソワソワしている中……ニッシーさんは近くのカフェにいました。これに対し、Twitter上では「連絡くらいしてよ（笑）」や「ニッシーを探せ」などのコメントがありました。

　2時間後、帰社したニッシーさん。上司にプレゼンを「よかった」と褒められ、若林さんにも「仕事できるじゃん」と称賛されました。Twitter上でも「プレゼン好感触おめでとうー！」や「やるな、ニッシー」などニッシーさんに話題が集中し、「もはやニッシー密着の情熱大陸」とのコメントも。

75％がポジティブな反応

　SNS分析ツールで「100カメ」のツイートを解析した結果、75.9%がポジティブな反応を示しており、Twitter Japanの個性的な社員たちや、自由な社風に関心を持ったようです。

調査概要