8000種以上の家紋にまつわる情報を提供している「家紋ドットネット」が、「2022年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100」を発表しました。

　このランキングは、2021年12月から2022年5月の期間に、アクセス数の多かった家紋を抽出したものとなっています。2022年上半期によく見られていた家紋はなんだったのでしょうか。それではTOP2から見ていきましょう。

（出典元：家紋ドットネット「2022年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100」）

第2位：丸に九枚笹

　第2位は「丸に九枚笹」でした。笹の葉をモチーフとした家紋で、豊臣秀吉に仕えた軍師「竹中半兵衛」で著名な竹中氏が用いたことでも知られています。「松・竹・梅」という言葉があるように、めでたいものの象徴とされる竹は、その生命力や繁殖力の強さが特徴。その縁起の良さから、竹や笹は家紋にも選ばれることが多いモチーフの一つです。

第1位：丸に剣片喰

　第1位は「丸に剣片喰」でした。片喰（カタバミ）という多年草の三つ葉をモチーフとしており、その繁殖力の高さと可憐な見た目から、古来から家紋として用いられています。そのため、片喰は「十大家紋」のひとつに数えられるほど、家紋のなかではメジャーな図案。剣のモチーフを取り入れたものは、武家の家紋としても好まれていたようです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！