7分の壁は厚い……iOS向けアプリ「7分間エクササイズ」で鍛える:やせる(?)アプリ、試します
前回からエクササイズなど身体を鍛える健康系アプリを試しているが、今回のアプリは前回よりも少し長めのトレーニング。その時間はたったの7分なのだが……。
運動が大嫌いな筆者がダイエットに活用できそうなアプリを一週間試していくレビュー。前週はとりあえず身体は引き締まり、毎日続けることはできた。ならば次はもう少し長いトレーニングに挑戦するのが自然だろう……そんな考えのもと新しいアプリを使い始めた。
そしてつくづく感じたのだが、やはり「時間」や「トレーニング内容」で、同じように見えるエクササイズも続けやすさが全然違う。そんな当たり前のことを実感した2週目の記録。何が壁で、何がキツかったのか。長続きするダイエットの参考にしてほしい。
可愛い声に励まされるか? 意外とキツイ7分間のトレーニング
前回は5分からトレーニングが可能なアプリ「デイリーワークアウト」を使ったが、今回は2分増えた「7分間エクササイズ」というアプリを使ってみた。論文誌にも掲載され「科学的に立証された」というのが売り文句だ。有料ではあるが、たったの200円。これで身体が引き締まるのであれば安いもの。
さて使ってみた感想は以下の通り。
良い点
- 各トレーニング間の休憩が10秒と長い
- 日本語の動画、静止画、テキストで指示
- 利用履歴を自動的に記録
悪い点
- 7分でも長い
- きついトレーニングが多い
- 女の子の声にイラッとする
特に注目が「7分でも長い」点。前回の5分と比べ、たかが2分、されど2分。このプラス2分の壁は厚い。いや、もう白状してしまうと7日中3日もさぼってしまった。それくらい「7分」というのはやる気が湧かない数字なのだ。
加えてこのアプリ、12本のトレーニングが1セットで1サイクルなのだが(サイクル数は増やせる)、その内容が前回の「デイリーワークアウト」よりもキツイのである。前回はテレビを見るだのと余裕を見せていたが、今回はテレビをつけていても内容が入ってこない……。具体的なトレーニング内容を挙げると、以下の通りだ。
- ジャンピング ジャック
- 空気椅子
- 腕立て伏せ
- 腹筋運動
- 椅子を使ったステップアップ
- スクワット
- 椅子を使った三頭筋ディップ
- プランク
- ハイ・ニーランニング
- ランジ・エクササイズ
- ローテーション腕立て伏せ
- サイドプランク
とくに「ローテーション腕立て伏せ」は「無理!」としか言い様がない。今の私の腕には力こぶすら無いのだ。「3」の通常の腕立て伏せを30秒やるだけでぜーぜー言っている人間に、ローテーション(両手で腕立てをしたあと片手で腕立てをする)を求めるのは酷というもの。「情けない」とか「それぐらい……」と言っている人は、私のような運動嫌いの心中など永遠に分かりはしないだろう……。いや、自分で書いていて情けなくなっているが。
前回と違い部位別ではなく、1セットで身体のさまざまなところを鍛えることになるから、キツイから別のトレーニングを、というわけにもいかない(課金すれば別のトレーニングを追加できる)。
ただ「キツイ」とは言え、1サイクル7分である。しかも各トレーニングは30秒。さらにその間には10秒のインターバルがある。前回の3秒のインターバルは急かされて、それはそれでキツかったが、このアプリなら余裕がある(と言っても、トレーニングによっては10秒でも短く感じるが)。
また1サイクルだけなら身体が熱くなるだけ。朝起きたときに試してみたが、身体が温かくなりテンションも上がる。これから寒くなるが通勤前の7分エクササイズはオススメ。
またこれが2サイクル、3サイクルになると(同じトレーニングを繰り返す)、もう汗がTシャツにジワーと広がり、足がふらついたりすることも。この場合はお風呂前が良さそうだが、筆者のように持病がある人は無理をしないほうがいいだろう。
最大で「9サイクル」が可能で、各サイクル間にもインターバルが30秒ある。ただ運動嫌いが何サイクルもやれば嫌気がさし、途中で諦めるのは確実。最初は1サイクルで慣れていきたい。
なおこのアプリには「アクティビティカレンダー」という利用履歴がカレンダーで残っている。そのせいで自分のサボり具合もひと目で分かってしまう。筆者も「7日間試してみたが」とウソをつけない。辛い。編集部や読者に監視されている気分だ。
ところでこのアプリ、動画や静止画、テキストでトレーニング内容を日本語で解説し、女の子(かどうかは分からないが若い女性と思われる声)がカウントダウンや次のトレーニング名をアナウンスし、「残り半分」や「休憩まで2、1」と音声で言ってくれる。
親切な仕組みだし、音声は運動をしないで聞いていると「可愛い声だなあ」くらいの感想だが、辛いトレーニング中に聞くと「残り半分」「休憩まで」という励ましの声で逆にイライラし、「まだあるのかよ!」とツッコミを入れたくなる。もっともこれは使う人によるだろうが。
さぼったせいか、筋肉痛の部分は少なかったが、それでも腹筋に軽い痛みがあったり、歩くと腿が張り効果を実感した。とくに前回と違い全身の筋肉を使っているから、普段使っていない部分が鍛えられていると思う。
ただ前回すでに少しだけ引き締まったこともあって、一週間経っても見た目はさほど変わっていない。前回は最初が緩すぎて酷かったので差が分かりやすかったが、今回は前回若干スリムになった腹回りが維持できた、ということで良しとしよう。
関連記事
- 1週間続けたらこうなった――1日5分の“ながら運動”アプリ 「デイリーワークアウト」
エクササイズ、筋トレなんて面倒、時間も気力も無い。だがアプリを活用すればラクに運動ができるかも? 一週間ごとに人気、話題のアプリを使ってみることに。結果やいかに?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
-
“緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
-
【今日の計算】「7÷7×7÷7」を計算せよ
-
「わかる方教えてください」 ホビーオフで発見した“従業員完全お手上げ”の商品に衝撃 「答えが知りたいw」
-
「お願いだから復活してくれ」 永谷園が販売→10年前に終売も…… いまだ“待望論”根強い人気商品とは
-
「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
-
義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
-
奇形のフナを育てて1年後、タライから取り出してみたら…… 成長した驚きの姿に「ロマンを感じる」
-
日焼けで黄ばんだ“約30年前の中古ガンプラ”を復活させた結果→「魔法かけた?」「新品になった……」と仰天
-
家賃1万円台で暮らす夫妻、食卓をのぞくと…… “最高の普通ごはん”に「見てるだけで 愛情ご飯」「ジブリ飯のような感じが好き」
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
- 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
- 友人にメダカと睡蓮をあげる→3年後に見に行くと…… 想像を超える“楽園”に「こんなに……!?」「めちゃくちゃ綺麗」
- 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
- 「24時間テレビ」ラストスパートでのやす子へのわいせつ行為に非難 「胸触りにいってる」「気持ちが悪い」
- 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
- 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
- 300円で購入した格安熱帯魚を、1年じっくり育てたら……宝石に化けた「価格に見合わない」激変に「ダイヤ感出て綺麗」「ラメがすごい」
- 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
- 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
- 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
- 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
- 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
- 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
- ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
- 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
- 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」