今年のバンダイナムコゲームスはこれを押さえろ「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」(2/3 ページ)

» 2007年06月18日 00時00分 公開
[加藤亘,ITmedia]

「エースコンバット6 解放への戦火」(Xbox 360)

 「エースコンバット6 解放への戦火」(以下、ACE6)は、シリーズ通算8作目にあたる、全世界960万本売り上げを達成したフライトシューティングゲームの最新作。対応機種がXbox360で、発売日は2007年中。価格は未定だ。

 最大6つの作戦が同時に進行する「ダイナミックミッション」システムの搭載や、戦況に応じてプレーヤーに呼びかけてくるリアルタイム無線演出もパワーアップ。プレーヤーには“大軍 vs 大軍”の迫力と臨場感を存分に体験できるさまざまな仕掛けが施されている。また、陸海空の戦闘機や攻撃機、戦闘ヘリ、戦車、艦隊、大型爆撃機、電子戦機などが、ともに戦い抜いた大勢の友軍に呼びかけ、一斉攻撃を行う「支援要請」システムも特徴だ。

 「ACE6」関連ではホリが前作と同様、専用のフライトスティックを発売することが発表されたが、会場ではデモンストレーションが行われただけで、実際にフライトスティックで遊ぶことはできなかった。

 なお、本作プロデューサーの一柳宏之氏と海外事業課の久保田達也氏にインタビューも掲載しているので、そちらも参考にしてほしい。

ただリアルを追求しただけではなく、ゲームとしての嘘も微妙なさじ加減で加えることで、本作は絶大な支持を集めている

「ビューティフル塊魂」(PS3版/Xbox 360版)

 会場ではXbox 360版のみではあったが、「ビューティフル塊魂」の試遊ができた。本作の発売日は未定。価格も未定となっている。

 「塊魂」は、2004年3月にプレイステーション 2で発売されて以来、そのシンプルで独特な世界観とゲームデザインで、世界中から評価を受けている。本作では、ゲーム性はそのままに、有り余る処理能力をモノの配置やストレスのないロードに費やし、爽快感を向上させている。最大4人でのオンラインプレイも可能で、イトコやハトコ、ルーキーなど総勢50名以上の「メイツ」でプレイすることもできる。

 やはりいきなり王様の無理難題からスタートする。王子はせっせと課題をクリアするべく塊を大きくしていく……。本当にまったくゲーム性は変わらない。気になる操作性だが、Xbox 360のアナログスティック部分が対象にはなっていないため、左親指側が前方に位置しているのさえ気にしなければ、なんの問題もなくグイグイと転がしていくことができた。残念ながら期待の新人メイツは確認できなかったが、本作でも巻き込んだプレゼントやクリアすることで、アクセサリーが入手でき、それをカスタマイズして装着することができるようになっている。

ステージ的には序盤のものだと思うが、駄菓子屋からスタートして徐々にその周辺の街へと転がすエリアを拡げていくという内容だった

「NAMCO MUSEUM REMIX」(Wii)

「ラリーX リミックス」は3Dとなった世界でやっぱり行ったり来たりを繰り返す

 Wii対応の「ナムコミュージアム リミックス」は、北米向けに秋頃発売する予定となっているタイトル。

 「ナムコミュージアム」シリーズは、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)のレトロアーケードゲームを収録した家庭用ゲームソフトで、現在までプレイステーション、ゲームボーイアドバンス、プレイステーションポータブルの各プラットフォームで発売されている。収録されたゲームは、「パックマン」や「ラリーX」など50タイトルにのぼる。

 本作では、グラフィックスもWii向けに改められ、Wiiリモコンを使用しての操作を前提に作り直された「ギャラガ リミックス」、「ラリーX リミックス」などの5タイトルが収録されている。さらに、「マッピー」、「ディグダグ」、「ギャラクシアン」、「ギャプラス」など多数のタイトルが、昔のまま収録されることになる。

 会場では「ギャラガ リミックス」を遊んでみたのだが、これが従来のギャラガとは異なり、3Dで表現された宇宙空間に登場する立体的な敵を、Wiiリモコンを照準代わりに撃ち落としていくというものになっていた。ステージには常に敷かれたレールの上をパックマンの顔を形どったボールが転がっており、そのボールの進行を食い止めないように、がプレーヤーは敵を倒し、レール上を遮っている物体を破戒していくことになる。

「ギャラガ リミックス」はこちらのスクリーンショットのようなリニューアルがはかられている。すでに別物といって過言ではない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/19/news005.jpg 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  2. /nl/articles/2405/18/news066.jpg 「なぜ今になって……」 TikTokで“15年前”の曲が大流行 すでに解散の人気バンド…… ファン驚き 「戸惑いが隠せない」
  3. /nl/articles/2405/18/news004.jpg 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
  4. /nl/articles/2405/19/news014.jpg ソファに座る息子を見ると……→“まさかのもの”を食べる姿が585万表示 ママ絶叫の光景に「あああ!!」「バイタリティがすごい」
  5. /nl/articles/2405/19/news058.jpg 本田真凜、ショートパンツのスウェット姿に注目の声 「かわいいー!」「スタイルよすぎる」
  6. /nl/articles/2405/16/news066.jpg 伝説のスポーツカーが朽ちている……!? ある田舎の風景を描いた精巧なジオラマに「リアルすぎる」「ホンモノかと」驚きの声
  7. /nl/articles/2405/19/news019.jpg 車両置き場から何かの鳴き声→探しても見つからずフォークリフトの中をのぞいたら…… まさかの正体に「困ったもんだ(笑)」「ここはマズイ」
  8. /nl/articles/2405/18/news068.jpg 『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博がXで怒り 立て続く“誤配”で「三度目です」「次はもう知らん」
  9. /nl/articles/2405/21/news018.jpg 側溝の泥に埋もれて瀕死の子猫→救助されて1年後…… 涙あふれるビフォーアフターに「良かった……良かったです」「奇跡ってある」と182万表示
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評