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全体の約半数が「スマホのみ」でインターネット利用 「PCのみ」はわずか6%

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 インターネットの利用環境について調査した結果、スマートフォンだけを使用してネットを利用すると回答した人数が全体の約半数に達することが分かりました。LINE社が2017年度上期の定点調査をした結果。

スマホオンリーのネット利用者が多いようです

 調査によれば、ネットで「スマホ」を利用していると回答したのは全体の85%。対してPCでの利用は46%という割合となっています。そのうち構成比として最多となったのは「スマホのみ」の利用者で、全体の約半数となる46%に達しました。その一方で「スマホとPC」の併用者は39%となり、「PCのみ」と回答した人数はわずか6%にとどまっています。

スマホのみのネットユーザーがおよそ半数を占める結果に

 年齢別の調査結果を比較した場合、若年層において「スマホのみ」が「スマホとPC」を上回る傾向が見られ、特に10代の場合は全体の7割に達しています。

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若年層の多くがスマホのみでネットを閲覧

 「タブレット」と「ガラケー」を含んだ調査結果でも「スマホ」の利用率がやはり高く、10代から30代においては実に9割超。40代においても9割弱、50代も6割強が利用していました。「PC」の場合、10代の利用率は25%にとどまっていますが、20代以上は職場での利用のため、4割から5割の数字が出ています。その一方で「タブレット」の利用率は全体で19%、「ガラケー」の利用率は全体のわずか6%という結果になりました。

中年層でもスマホが普及

 LINE社はこの調査結果について、「スマートフォンは電話やメール、『LINE』といった 携帯電話端末の延長としての利用のみならず、従来のPC・タブレットに代わる、インターネットにアクセスするための情報取得端末としての需要が高まっており、今後の普及に伴い、ますます人々の生活に重要な役割を担っていくと考えられます」と回答。今後もスマートフォン等でのインターネット利用に関わる調査を定期的に実施していくとのことです。

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