東急電鉄が10月26日、探し物検知サービス「Tile」を活用した忘れ物検知・追跡サービスを東急線全路線88駅で開始しました。

Tileは、鍵やサイフなどに専用の電波タグを取り付けておくことで、忘れ物がどこにあるのかを自動通知してくれる忘れ物検知サービスです。
東急電鉄は東急線全路線の88駅に、Tileが発するBluetooth電波を検出する「Tileアクセスポイント」を設置。忘れ物が駅の窓口に届けられると自動接続し、位置情報(どこに届けられたのか)を持ち主に通知してくれます。別途、主要都市で約3万台の「Japan Taxi タブレット搭載タクシー」もTileアクセスポイントとして稼働しています。



東急電鉄によると、東急線全線で年間約37万件(2019年度)の忘れ物が発生。そのうち落とし主への返還率は約40%に留まります。忘れ物トップは「傘」(全体の15%)、続いて有価証券類、現金(それぞれ10%)、衣類・履き物類(9%)、ハンカチやキーホルダーなどの生活用品(9%)と続きます。
サイフやスマホを落とすと焦り、困ります。合わせて駅でも、管理作業や保管場所の確保など、駅係員の業務負担が増える課題が生じています。
東急電鉄は2019年7月に導入した同系の忘れ物追跡サービス「MAMORIO」とともに、追跡サービスを利用できる環境を整えることで、顧客サービス向上とともに忘れ物の返還率向上を図りたい考えです。同様のサービスはJR東日本(関連記事)、東京メトロ(関連記事)など鉄道各社でも取り組みが進んでいます。


持ち物に付けておくTileタグは、キーホルダー装着タイプ、薄いカードサイズ形から、スマホなどに装着できそうなシール付き小型モデルなどが展開。1つ2900円前後から購入できます。



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