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SSC North America(以下、SSC)のハイパーカー「トゥアタラ(Tuatara)」が10月19日(現地時間)、米国ネバダ州の(閉じた)公道で「時速532.9キロ」を記録し、市販車公道世界最速記録を樹立したと発表しました。

SSC(Shelby Super Cars)は、1999年に米国で設立されたハイパーカーメーカー。2007年に登場したアルティメットエアロで時速412.2キロを記録し、2007年から2010年まで市販車最高速度記録を持っていました。
速度記録に挑んだトゥアタラは、ニュージーランドに生息するムカシトカゲの名を持つモデル。低く構えた軽量なカーボンファイバー製車体に、最大1750馬力を発揮する6.9リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載します。

最高速チャレンジは、ネバダ州ラスベガス郊外にある州道160号線を閉鎖した一般道で実施。路線長約11キロを往復し、2つの速度を平均して記録にします。
チャレンジは量産車である必要があり、特別なレース用タイヤや燃料は使用不可。ドライバーは英国出身のレーシングドライバーのオリバー・ウェブ氏が努めました。


GPSほか精密機器で速度を追跡し、検証のために2人の公認オブザーバーが立ちあう中で、トゥアタラは往路で時速484.5キロ、復路で時速532.9キロを記録。往復2本のタイムの平均値となる「時速508.7キロ」が正式な市販車最高速度新記録として認定されました。
それに加えて、公道世界最高速度となる「時速532.9キロ」、1マイル区間の最高速度となる時速503.9キロ、1キロ区間での最高速記録となる時速517.1キロとなる3つの世界記録も達成しました。
これまで保持されていた市販車世界最高速度記録はケーニグセグ・アゲーラRS(関連記事)の時速447.1キロ。また、非公式記録ではブガッティ・シロン スーパースポーツ300+が時速490.4キロ(関連記事)でした。
なおドライバーのオリバー・ウェブ氏は「横風の影響がなければ、もっと速く走ることができた」ともコメント。トゥアタラの真の限界、そして記録打破に挑むライバルの動向も気になるところです。



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