言いたいことが言えなかったり、逆に言わなくてもいいことを言ってしまったり、人間関係には様々な悩みがついて回ります。コロナ禍により、人とのコミュニケーションの機会がグッと減りましたが、10代の若者は人との付き合い方の中で何を大切にしているのでしょうか。

聞いたのは、現在19歳の山之内すずさんと、細田佳央太さん、18歳の高石あかりさん(※高=はしごだか)、16歳の小林星蘭さん(※2021年7月現在)。
芸歴や年齢はそれぞれですが、タレントや俳優、声優として芸能界で活躍する10代の4人が大切にする“人との付き合い方”を聞きました。
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細田佳央太

――人に会ったとき、まずどこを見る?
「目を見ます」
――人との付き合いで一番大事にしていることは?
小学生のころに芸能界入りした細田さん。以降、2014年に公開された映画「もういちど 家族落語」で俳優デビューを果たし、最近では日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)での熱演が話題となった注目の若手俳優です。
山之内すず

――人に会ったとき、まずどこを見る?
「そんな、コミュニケーション力が高くないので、一旦、つま先から……(笑)」
――人との付き合いで一番大事にしていることは?
「なるべく否定をしないこと。会話のキャッチボールが得意じゃないので、変に空回りして「しゃべらない方がよかった」「今の言わない方がよかったかも」と考えてしまうので、聞き役に回りたいと思っていて。聞き役に回るためには、否定をしないことが大事だなと気づきました。否定せず優しく話を聞ける人間になりたいです」
16歳のころに現在の事務所に所属した山之内さん。SNSを中心に人気を集め、最近では「PayPay」のCMやバラエティー番組にも出演するなど、ティーンのカリスマとして活躍しています。
当初はネガティブな性格だったとのことですが、「人狼ゲーム」シリーズへの出演を機に、「初めて自分を心の底から『好き』って思えた」と人間関係により人格や考え方が一転したことを明かしていました。
小林星蘭

――人に会ったとき、まずどこを見る?
――人との付き合いで一番大事にしていることは?
4歳のころ、カルピスのCMで芸能界デビューした小林さん。同世代の芦田愛菜さんや鈴木福さん、谷花音さんらとともに子役界をけん引した芸歴10年以上のベテランで、最近では声優としての活躍が目立ちます。
「感謝を忘れないこと」というのは、両親から学んだ教訓のひとつで、「あいさつと感謝を忘れないことは小さいときからずっとずっと言われてきたことなので、一番大事にしています」と明かしていました。
高石あかり

――人に会ったとき、まずどこを見る?
――人との付き合いで一番大事にしていることは?
「良い距離感ですね」
2014年にavex主催のキッズコンテストでの受賞をきっかけに芸能界デビューした高石さん。舞台「鬼滅の刃」での竈門禰豆子役(※禰=ネ「しめすへん」)や舞台「地縛少年花子くん」の八尋寧々役を演じるなど、舞台を中心に活躍しています。
「人は人、自分は自分」というポリシーを大事にしているとのことです。
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