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近年、動物の虐待や飼育放棄、悪質な業者による販売、不適切な飼養が社会問題となっています。個人や団体、地域が行き場をなくした動物たちを守るため、日々保護活動に取り組む一方で、動物たちが命を失う悲劇は後を絶ちません。
昨今、COVID-19(新型コロナウイルス感染症/以下、コロナ)の影響でペットを飼う人が増加。一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査によると、2021年の新規飼育者は犬がわずかに減少しているものの猫は昨年より多く、ともにコロナ前より増加している結果となっています。
そんなペットブームの裏には、多頭飼育崩壊や飼育放棄などの問題が潜んでいます。家族の一員としてかわいがられるペットたちが多くいる一方、飼育放棄されたたくさんの犬猫たちが愛情を求め、里親を探しているのです。
そこで、ねとらぼ生物部では保護動物と暮らす読者にアンケートを実施。寄せられた数々のエピソードと写真を紹介するとともに、尊ぶべき命の輝きや、愛する家族との暮らしの喜びを伝えていきます。

第12回は飼い主・モンプチママさんと暮らす猫「ボス」くん、「ネギ」ちゃん、「トロ」ちゃん(現在の年齢:3匹ともに生後7カ月)です。保健所行きだったかもしれない子猫4匹の命をつないだエピソードをご紹介します。
―― 3匹との出会いと、保護当時の状況を教えてください
モンプチママさん:ボス、ネギ、トロと出会ったのは2022年4月ごろです。発泡スチロールのフタに入れられた生後3週ごろの子猫が4匹、家の近所に捨てられていました。


捨てられてからそれほど時間がたっていなかったのか、4匹ともきれいな状態でした。第一発見者の方が「保健所に連絡する」と言っていたため、私は「殺処分になってしまうのでは?」と考えてしまい、勢いで4匹とも引き取りました。


保護した日は威嚇して「シャーシャー」言っていましたが、次の日からはすっかり様子が変わりました。ミルクからトイレまでお世話すると私のことを母猫だと思うようになったのか、後をついてきて同じ布団で寝たり、膝の上で寝たりと人が大好きな猫になりました。
―― 3匹の現在の様子を教えてください
モンプチママさん:4匹のうち、1匹は幼稚園のママ友の家に里子に行きました。ボス・ネギ・トロは現在も我が家で仲良く、3匹一緒に暮らしています。


―― 最後に、保護動物に対する思いを聞かせてください
モンプチママさん:「命を安易に捨てないでほしい」と、そう思います。ミルクを飲む時期の子猫を初めて、しかも4匹一緒に育てるのはかなり大変なことでした。しかし今振り返ってみると、小さな命を救えて本当に良かったと思っています。


(了)
目の前にいる小さな命を、殺処分という悲しい道に進ませたくない。そんな思いで4匹の子猫を引き取ったモンプチママさん。その優しさと、モンプチママさんだから言える「命を安易に捨てないでほしい」という言葉の重みをひしひしと感じるエピソードでした。
モンプチママさんのお家で暮らす3匹も里子に行った1匹も、きっとこれからも幸せに暮らしていくことでしょう。モンプチママさんの言葉の通り、捨てられてしまう命が減り、幸せに暮らす命が増えていくことを願わずにはいられません。

ねとらぼ生物部では、引き続き「保護動物のエピソード&お写真」を募集しています! 犬猫、小動物、爬虫類など、動物のジャンルは問いません。アンケート内容とお写真は部内で審査の上、記事で紹介する可能性があります。
お待ちしています!
愛する家族との出会いのエピソードや、クスッと笑ってしまうかわいいお写真など、お気軽に【こちら】までお寄せください。生き物にまつわるさまざまな謎を調べる「あの謎を調べて!」も大募集中です! 皆さまからのご応募、お待ちしています。


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