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ハイキング中に発見した頭骨の形がX(Twitter)で注目を集めています。投稿は記事執筆時点で1176万件以上表示され、「面白い」「勉強になる」などのコメントが多数寄せられています。骨って不思議……!
骨についてちょっとだけ詳しくなれます
投稿者は、骨格標本や動植物など生きものに関するさまざまな情報を発信している理科教師とらふずくさん(@raptorial_owlet)。先日、山へハイキングに行った際、林床に落ちているアナグマの頭骨を発見したそうです。側溝や沢でこうした白骨を見かけることはあるものの、林床にぽつんと頭骨だけが落ちているのは数多くの骨に触れてきたとらふずくさんでも「珍しい」と思うパターンなのだとか。
とらふずくさんによると、自然界で動物が白骨化すると多くの骨がバラバラになってしまうとのこと。漫画やアニメに出てくるような「骨がくっついたまま」「下顎がついたまま」のいわゆる“ガイコツの状態”は、現実ではまず見ないそうです。
しかし今回とらふずくさんが見つけたアナグマの頭骨には、しっかりと下顎がついています。下顎が外れていないのは、アナグマの顎の関節の形が特徴的だからだそうで、頭蓋と下顎がつながる部分が蝶番のようになっていて、少し引っ張った程度では取れないほどしっかりとくっついているといいます。


動画で見ると非常に分かりやすいです
これはアナグマをはじめとしたイタチ科の動物で見られる特徴であり、人間を含む多くの動物は頭蓋と下あごが緩いカーブでつながっているだけとのこと。そのためほとんどの場合、白骨化すると下顎は取れてしまうのだそうです。勉強になります……!!
なおとらふずくさんの今回の投稿に、漫画的な表現に対して間違いを指摘する目的はなく、それぞれの違いを見比べて楽しんでほしい思いで投稿したとのこと。ちなみにとらふずくさんが今まで読んだ漫画の中で、白骨遺体の表現のリアリティーがすごいなと思った作品は、山岳救助を題材とした『岳』だそうですよ。
動物の骨について学べるこのポストには、「私は顎関節症とやらで、アゴの関節の骨が曲がっていて生前からアゴが引っ掛ってうまく口が開かないので、山で白骨死体になってもアナグマみたいに下顎が外れずにいるかもしれません」「鰭脚類の骨格研究をしていましたが、骨化して漂着した頭は全て下顎はなかったですね」といった驚きの声や勉強になるコメントが多数寄せられています。
とらふずくさんのX(@raptorial_owlet)には、この他にも理科や生物にまつわる面白い話がいっぱい。興味がある人は遊びに行ってみると刺激を受けそうです。
まるで博物館のような理科室
見渡す限りのホネ
骨格標本の作り方
画像提供:理科教師とらふずく(@raptorial_owlet)さん
(三日月 影狼)





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