ねとらぼ
2025/05/18 10:00(公開)

空き家を改装したらまるで博物館……! 昔のゲーセンがタイムスリップしてきたような空間が夢のよう

この一軒だけでゲーム史の大部分を体験できそう。

 20世紀のゲームセンターや玩具店、駄菓子屋を一軒家に詰め込んだような、ゲームマニアのルームツアー動画が夢のようです。もう、一度ここで遊び始めたら二度と出てこられなくなりそう。

ゲーム部屋
まるであの頃のゲーセンがタイムスリップしてきたような空間。恐ろしいことに、これすら氷山の一角です
advertisement

空き家を丸ごとゲームコレクションの館に

 動画は不動産・住宅の総合情報サイト「SUUMO」公式YouTubeチャンネル「SUUMO 住まいの買う売るちゃんねる」の企画。趣味に熱中している人や専門家などの、個性的な住まいを紹介する趣向です。

 今回の家主は、「電子ゲーム愛好会」や「レトロコンシューマー愛好会」といったコミュニティを運営している、コレクターのプラウドロー(@vectrex0904)さん。母と弟が引っ越して空き家になった家を、これを機会にと丸ごとコレクションの館へ作り変えたといいます。

ゲーム部屋
セガの占いマシーンや、瓶入りコカコーラの自販機など、玄関からして本格的なゲームの館
advertisement

玄関は思い出のタイトルが詰まったゲームセンター

 2階建ての家には、テーマが異なる6つの部屋。玄関を開けるなり、20畳のスペースに15台ほどの筐体が並ぶ、「アーケードゲーム部屋」が目に飛び込んできます。

 「子どもの頃から好きだったゲームを集めていたところ、気がつけばこの規模になっていた」と、プラウドローさん。セガの「スペーシハリアー」「アフターバーナー」といった大型筐体や、ナムコのエレメカ「サブマリン」など、大物がそろった風景は壮観です。

ゲーム部屋
潜望鏡を頼りに敵の艦船へ魚雷を撃ち込むエレメカ式アーケードゲーム「サブマリン」。遊ばないまでも、あれをのぞいてみたって人も多いのでは
advertisement

“ファミコン以前”のゲームが詰まった歴史部屋

 業務用の世界の次に控えるのは、1980年代の「コンシューマー部屋」。「家庭用ゲーム機の歴史部屋」をテーマに、なんとファミコンブームより前の機器までそろえています。

ゲーム部屋
任天堂の「電子ゲーム以前」すら収録

 携帯ゲーム機の先祖ともいえる液晶ゲーム1つとっても、有名な任天堂の「ゲーム&ウオッチ」はもちろん、バンダイやヨネザワの製品など幅広く収蔵。ビデオゲームについても、世界初の家庭用ゲーム機「オデッセイ」をはじめ、歴史的な製品がそろっています。

ゲーム部屋
プラウドローさんが幼少期に初めて買ってもらった液晶ゲーム。偶然だろうけれど、こちらも「サブマリン」
ゲーム部屋
世界初の家庭用ゲーム機「オデッセイ」
ゲーム部屋
任天堂製のわたあめ製造機や自走式掃除機まで
ゲーム部屋
学研のLSIゲーム「フロッガー」。玩具店のデッドストックを譲ってもらったそうで、新品同様で普通に稼働する

“昭和のゲームコーナー”をプレイバック

 2階に上がると、1階とはまた趣向の違った部屋が登場。「だがし屋ゲームコーナー部屋」と銘打って、昭和の駄菓子屋やデパートにあったゲームコーナーを演出しています。

 中央には数々のテーブル筐体、壁沿いにはルーレットのメダルゲーム。その様は、本当に当時の施設へタイムスリップしたかのようです。

ゲーム部屋
ルーレットのメダルゲームやテーブル式筐体がずらり

 奥に控えるのは、祖父母が暮らしていた部屋を改装した「ソフト館」。デモ用テレビや試遊台まで用意されていて、まるでゲームショップです。

ゲーム部屋
「温故知新」の書が、まさにこの家を表している

 コレクションはアタリやファミコンに始まり、初代PlayStation世代までカバー。特に入手に苦労したのはバーチャルボーイのソフトで、特にレアな3本には車が買える程かかっているそうです。

 最後にプラウドローさんは趣味部屋の魅力について、「自分の世界にどっぷり漬かれること」とコメント。今後も内装や照明に凝るなど、理想を追い求めていくと語りました。

 同企画ではほかにも、ユニークな部屋が登場。平成レトロやプラモデル、オートバイなど、趣味を突き詰めた人の世界が見られます。

動画提供:YouTubeチャンネル「SUUMO 住まいの買う売るちゃんねる

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.