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人気漫画『美少女戦士セーラームーン』の世界観を体験できるエンターテインメント施設「美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-」の出演者が「漫画から飛び出してきたみたい!」「本人すぎる」とSNSで大きな話題に。今回、「Team Silver Moon」のスーパーセーラーウラヌス / 天王はるか役の田中志奈さんと、スーパーセーラーネプチューン / 海王みちる役の青木美咲希さんに話を聞きました。

セーラームーンからスーパーセーラーウラヌスへ……稀な転身
ースーパーセーラーウラヌス 役、スーパーセーラーネプチューン役にそれぞれ抜てきされた感想と、人気キャラクターを演じる上で意識していることや努力していることについてお聞かせください。
スーパーセーラーウラヌス / 天王はるか役の田中志奈さん(以下・田中):「スーパーセーラーウラヌス 役に決まりました」とご連絡をいただいた際、今まで歴代のキャストの中で戦士から戦士に転身した方は稀(※)で、別の戦士として演じさせていただけるというのが大変光栄だなと思いました。セーラーウラヌスはとても人気があるキャラクターなので、改めて初心に戻ってしっかりやらなくちゃと、歴代のミュージカル作品や原作を見返すというところから始まりました。
努力していることは、体形の管理に気をつけています。武内直子先生が描かれるキャラクターはきれいなボディラインをしているので、そのラインに近づけるようにしています。美少女戦士セーラームーンは歴史が長い作品なので、ファンの皆様の中の“セーラーウラヌス像”は誰しも絶対にあると思うんですが、なるべく全員が想像する、“セーラーウラヌスといえば……”というキャラクターになれるよう役作りを進めています。
※田中さんは2019年に東京・麻布十番のショーレストラン「美少女戦士セーラームーン -SHINING MOON TOKYO-」でセーラームーン/月野うさぎ役を担当。
ー実際にステージを拝見して、セーラーウラヌスの技のせりふ「ワールドシェイキング!」の発声の役作りに驚いたのですが、すでにご覧になったファンの皆さんもSNS上でざわついているのを散見します。どのように練習されているんですか?
田中:そうですね、うさぎちゃんを演じた時も、イントネーションやセリフの言い方は練習できるポイントなので、今回もあらためて同じように練習させていただいています。
ステージ外では人間観察を……
ーすごく努力していらっしゃるのかなと感じました。青木さんはいかがですか?
スーパーセーラーネプチューン / 海王みちる役の青木美咲希さん(以下・青木):私はスーパーセーラーネプチューン役に選ばれて、心から光栄に思っております。原作を読み返して、みちるさんのイメージ像を自分の中でたくさん膨らませてきました。みちるさんの持つ優雅さ、優しさ、真の強さや妖艶さを舞台上でどう表現できるかということを常に研究をして、ライブパートでは目線、ポーズ、仕草を1つ1つ丁寧に表現できるように意識しています。
スーパーセーラーウラヌスのパフォーマンスを受け止めて、さらに輝かせることができるようなスーパーセーラーネプチューンでありたいという思いで日々舞台に立たせていただいております。
ー役作りのために、ステージ外で意識していることがあったら教えてください。
田中:なるべく男性の動きを見て研究して、“こういう感じで歩くんだ”とか、電車に乗って“こういう形で座るんだ”とか、ちょっとしたヒントを日常生活で得て、人間観察をしています。
青木:私は志奈ちゃんと一緒に帰ったり、食事をしたりコミュニケーションを大切にして、自然な信頼関係を舞台上で表現できるようにしています。
ーお2人は普段から仲が良いんですね。
田中・青木:はい!(笑)

「実はセーラームーンでした」
ーそれぞれの“ギャップ”をお伺いしたくて、ご自身がお持ちの意外なエピソードなどを教えていただけたらと思います。
田中:やはり「実は過去にセーラームーンでした」というところでしょうか。
ー大きなギャップですよね……! 青木さんはいかがでしょうか?
青木:私は、実は幼少期にバイオリンを習っていました。
ーそれはもう“本人”ですね。(※海王みちるの特技はバイオリン演奏)
青木:みちるさんに近い部分かなと思っています(笑)
稽古でのまさかのエピソード
ーとても貴重なお話をありがとうございます。では次に、稽古時について、辛かったことやうれしかったことなどあれば教えてください。
田中:これはちょっと私ならではかもしれないですけど……。うさぎちゃんと衛さんのシーンを初めて稽古場で見た時に、なんかこう“浮気現場を目撃した”ような……(笑)
ー……???なるほど!!!!!!!!
※「Team Silver Moon」のタキシード仮面/地場衛役のSufaさんは、「美少女戦士セーラームーン -SHINING MOON TOKYO-」でもタキシード仮面/地場衛役を演じていたため、セーラームーン/月野うさぎ役を演じた田中さんの相手役だった。
田中:不思議な気持ちになりました(笑)
ー田中さんはセーラームーン(月野うさぎ)と全然キャラクターが違うというところで、苦戦したことなどはありますか?
田中:喋り方とか、お客様との写真撮影とかハイタッチで交わす言葉でさえも、なるべくスーパーセーラーウラヌスでいられるようにとすごく注意しています。
うさぎちゃんは天真爛漫なので、感情を出し惜しみせずそのまま感じたままをバッと出す感じだったんですけど、スーパーセーラーウラヌス は出しどころをちょっと考えてみたりとか、なるべく内股にならないようになど気をつけています!
ー青木さんは乃木坂46版(『乃木坂46“5期生”版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024』)に出演されていましたが、今回何か生かせていることはありますか?
青木:前回アンサンブルで出演させていただいたときは、みんなで一つの作品を作り上げる大切さを学びました。今回は芸能人生で初めて役をいただいて、自分の役だけではなく、スーパーセーラーウラヌスや周りとの関係性も大事にしながら稽古に取り組むことができ、前回の経験が生かされていると感じています。
武内直子氏を前にパフォーマンス
ーお2人がステージに挑む上で、原作者の武内直子先生にかけられた言葉などはありますか?
田中:公演前は、「観に行きますので、頑張ってください」とお声かけをいただいて、身を引き締めていかねば……と思いました。何度かご覧いただいて、うれしい気持ちと良い緊張感がありました。武内先生の目にどういう風に写っているかな?というところの緊張はありましたが、すごくうれしかったです! すごく楽しそうに観ていらっしゃったので、よかったです……!

ーありがとうございます。最後にシアターに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
青木:みんな本当にかわいくてそれぞれに魅力があって、最高の作品となっていると思うので、きっと何度でも見たくなると思います。この劇場でしか味わえない空気感を体感していただけたらと思います!
ー田中さんは、「美少女戦士セーラームーン -SHINING MOON TOKYO-」時代にコロナの影響もあり悔しい気持ちもあったかと思うのですが、これから品川でシアターの舞台に立っていく上で、目標や意気込みも併せて聞かせてください。
田中:前回は、「また明日ね」と言って帰ったらそのまま終わってしまったという形でした。お世話になったスタッフさんだったりとか、キャスト全員に別れの挨拶ができずに終わってしまったので、今回は本当に誰1人かけることなく千秋楽を無事に迎えきるというのが私の中での目標です。
絶対に後悔しない作品になっていると思うので、本当にたくさんの方に見に来ていただけたらなと思っております!
美少女戦士セーラームーンの常設シアター誕生
同シアターは、2019年に東京・麻布十番で人気を博した「美少女戦士セーラームーン -SHINING MOON TOKYO-」を引き継ぎ、新たに東京・品川に常設施設として誕生しました。
シアターは、原則水曜日を休演とし、1日2~3公演ほぼ毎日実施。場内では原作者・武内直子氏による新規イラストが展示されているほか、限定グッズの販売も行っています。7月31日までの第1期チケットは現在発売中です。
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