ねとらぼ
2026/06/10 10:35(公開)

TikTok、日本における経済効果を発表 TikTokによって生まれた推定消費額は3468億円 「紹介した小説が10万部以上増刷されたことも」

 ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は6月9日、2025年1月~12月を対象にマクロミルグループに調査を委託したレポート「TikTok Socio-Economic Impact Report~日本における経済的・社会的影響~」の発表会を都内で開催した。本調査レポートは今年で3回目の実施。日本でサービスを開始してから9年が経過したTikTokの、国内における経済的・社会的影響について報告した。

写真左上から時計回りに、TikTok Japan 執行役員 公共政策本部長 安永修章氏、エイドハンドレッド 大谷直子氏、モデレーター あやんぬ氏、IZULCA 榎原良樹氏、クリエイター ゆうさくスポーツ氏、自由民主党 衆議院議員 山本大地氏、和歌山県 観光振興課 見上育民氏、クリエイター けんご小説紹介【紙上健吾】氏、クリエイター 神社あゆ氏、クリエイター 美魔女yuko氏
写真左上から時計回りに、TikTok Japan 執行役員 公共政策本部長 安永修章氏、エイトハンドレッド 大谷直子氏、モデレーター あやんぬ氏、IZULCA 榎原良樹氏、クリエイター ゆうさくスポーツ氏、自由民主党 衆議院議員 山本大地氏、和歌山県 観光振興課 見上育民氏、クリエイター けんご 小説紹介【紙上健吾】氏、クリエイター 神社あゆ氏、クリエイター 美魔女yuko氏 

 TikTokは現在、世界で10億人以上のユーザーに利用され、日本国内での月間アクティブユーザー数は約4950万人※。本レポートによると、2025年に日本においてTikTokを通じて発生した推定消費額は3468億円(前年比+46%)だった。消費額拡大の背景には、TikTok動画との親和性が高い領域での消費拡大や、2025年6月に国内でローンチしたTikTok Shopによる、ディスカバリーEコマース(発見から購買)の消費体験の拡大など、複合的な要因があるとした。

※2026年5月末時点。TikTok調べ。ユーザー数はTikTokとTikTok Liteのユーザー数(重複を除く)

「TikTok Socio-Economic Impact Report~日本における経済的・社会的影響~」の発表会
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国内名目GDPへの貢献額は6800億円(前年比+40%)

 また、国内名目GDPへの貢献額は6800億円(前年比+40%)、雇用創出は5万2000人に拡大と推定。国内名目GDPへの貢献額の内訳は、直接的影響が3160億円、間接的影響が853億円、誘発的影響が2787億円と推計した。

「TikTok Socio-Economic Impact Report~日本における経済的・社会的影響~」の発表会

 TikTok上で活動するクリエイターは、全国で235万人(前年比+4%)とし、クリエイターの推定収益は1389億円(前年比+16%)と試算された。クリエイターの投稿カテゴリで最も多いものは「旅行・Vlog」で29.6%。「ニュース・社会問題」「教育・学習」のコンテンツも上昇していると説明した。

「TikTok Socio-Economic Impact Report~日本における経済的・社会的影響~」の発表会
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流行の発信源から、日常的に利用される情報ツールへと変化

 直近1年以内にTikTokを視聴した割合は32.4%(前年比+0.8%)と3年連続で拡大しており、30代では34.1%、40代では29.1%が利用。幅広い世代への浸透が進んでいるとし、流行の発信源から、日常的に利用される情報ツールへと変化しつつある、と説明した。

 また、TikTokを週1回以上使うユーザーのうち、「TikTokで紹介された観光地・スポットを実際に訪れた」ユーザーは33.5%、「TikTokは社会課題や時事問題への関心のきっかけになる」と感じるユーザーは45.9%、「TikTokで紹介された映画作品を実際に映画館で鑑賞した」ユーザーは29.0%と紹介。コンテンツがユーザーの興味・関心を喚起し、検索や来訪などのリアルな行動へとつながっていると説明した。

TikTokを週1回以上使うユーザーのうち、「TikTokで紹介された観光地・スポットを実際に訪れた」ユーザーは33.5%

 パネルディスカッションでは、TikTokで情報発信しているクリエイターたちが登壇。けんご 小説紹介【紙上健吾】氏は、TikTokの動画で紹介した小説が10万部以上増刷されたことなどを挙げ、視聴者の興味を呼び起こし、購買のきっかけとなった事例を紹介した。

パネルディスカッション

 第2部のパネルディスカッションでは、地域や観光への貢献をテーマに、和歌山県観光振興課の見上育民氏が登壇し、「地域全体の魅力を高めていくうえで、TikTokには地域とユーザーの橋渡しとしての役割を期待している」と述べた。

パネルディスカッション第2部
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主要な調査結果

(C)「TikTok Socio-Economic Impact Report 〜日本における経済的・社会的影響〜」

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