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ねとらぼ
2026/08/08 12:00(公開)

“残り時間が一目で分かる”キングジムのタイマー、人気で新モデル続々 その発想はどこから生まれたか

 「残り時間が一目で分かる」として、視覚的に時間を把握できるキングジムの「ビジュアルバータイマー」が人気を博しています。シリーズ累計販売数は5万個を突破し、新モデルも次々登場。同商品はどのように生まれたのかをキングジムに聞きました。

ビジュアルバータイマー
ビジュアルバータイマー
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新モデル続々

 初代ビジュアルバータイマー(税別2700円)は2024年に登場。時間の進行状況を横方向の目盛りで表示することで、時間の経過を視覚的に分かりやすく表しています。時間のカウントダウンとカウントアップができる「通常計測モード」のほか、ポモドーロ勉強法などに活用できる、作業時間と休憩時間のカウントダウンを指定回数交互に繰り返す「リピート計測モード」を備えています。

 同商品は発売後半年で初年度目標の2倍の販売数となる人気に。2025年には複数人でも見られる大型サイズの「ビジュアルバータイマー 大型」(税別1万8000円)、2026年6月には4色の目盛りと長時間計測などの機能を搭載した「ビジュアルバータイマー プラス」(税別3800円)が登場しました。さらに9月には持ち歩きやすいプチサイズの「ビジュアルバータイマー プチ」(税別1500円)が発売されます。

ビジュアルバータイマー 大型
ビジュアルバータイマー 大型
ビジュアルバータイマー プラス
ビジュアルバータイマー プラス
ビジュアルバータイマー プチ
ビジュアルバータイマー プチ
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きっかけは“宅トレ”

 ビジュアルバータイマーは「残り時間をもっと直感的に把握できないか」という発想から生まれたといいます。企画担当者が宅トレ動画を見ながら運動していた際に、画面上に進行状況を表すプログレスバーが表示されることで、「あとどれくらい頑張ればいいのか」が一目で分かってモチベーション維持につながることに気づいたことがきっかけ。「時間も同じように視覚化できれば、より分かりやすく管理できるのではないか」と考えたといいます。

「誰にでも理解しやすい」にこだわり

 従来のアナログ式のタイマーは時計のような円形のものが多くありますが、ビジュアルバータイマーでは時間の始まりと終わりが直感的に分かりやすい横方向の表示を採用しているといいます。

直感的に分かる横方向の表示
直感的に分かる横方向の表示

 開発にあたってこだわったのは、「数字を見なくても時間の経過が分かること」と「誰にでも理解しやすいこと」とキングジムは述べています。

 「単に時間を表示するだけではなく、設定した時間全体が20分でも60分でも99分でも、常にバー全体で表示される仕組みにしました。これにより、短時間でも長時間でも時間の進み具合を感覚的に把握できます」(キングジム)

 数字だけでは時間を掴みにくい子どもや、時間管理が苦手な人でも使いやすいよう、目盛りの見やすさや液晶表示のバランスなど、「シンプルだけれど直感的に理解できる表示」を実現するために細かな調整を重ねたと同社は述べています。その結果、同商品は2024年度グッドデザイン賞を受賞しています。

カラー版に進化

 2026年6月にはカラー版のビジュアルバータイマー プラスが登場しました。「残り時間を視覚化する」という従来からのコンセプトをさらに進化させることを目指したモデルで、計測時間の進行状況を4色の目盛りで表示することで、残り時間をより直感的に把握できるといいます。

より直感的に分かるようカラー化
より直感的に分かるようカラー化

 また要望の多かった電源のリチウムイオンバッテリー化のほか、操作性向上や長時間計測、計測半分通知機能の搭載など機能向上を図っています。同モデルは発売後好評を博しているそうで、購入者からは「色で時間が分かるので子どもが自発的に動いてくれる」「目盛りが減る様子が面白く、自分からタイマーを見るようになった」といった声が寄せられており、学習・仕事だけでなく、筋力トレーニングやプレゼンテーション、会議など幅広いシーンで活用されているとキングジムは語っています。

今後の展開

 時間を分かりやすく見せることで人気を博しているビジュアルバータイマーシリーズ。最後に今後の展開について聞きました。

 「ビジュアルバータイマーを単なるタイマーではなく、『時間を見える化するツール』だと考えています」とキングジム。同社では個人向けばかりでなく、複数人で共有できる「ビジュアルバータイマー 大型」など、利用シーンの拡大を進めてきたといいます。

大型モデル
大型モデル

 「今後も『見えないものを可視化する』という発想を大切にしながら、学習・仕事・コミュニケーションなどさまざまな場面で役立つ製品開発に取り組んでいきたいと考えています」(キングジム)

最新モデルはコンパクトサイズ
最新モデルはコンパクトサイズ

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