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ねとらぼ
2026/09/15 11:49(公開)

猫458匹以上が“審議員”に 猫用爪とぎ「つめまる」新モデルのやすりの位置を、猫たちの使い比べで決定 

Googleで優先するソースとして追加

 nyansは、猫用爪とぎ「つめまる」の新モデルについて、実際に猫たちが2種類を使い比べてやすりの位置を決める「第一回nyans(猫たち)審議会」を実施。その結果をもとに、新モデル「つめまる2」の仕様を決定したと発表しました。新モデルは9月16日12時から販売されます。

nyans猫たち審議会結果発表
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猫の爪が丸くなるとうたう「つめまる」を猫たちが使い比べ

 「つめまる」は、やすりを内蔵した猫用の爪とぎ。猫が爪を研ぐことでやすりが爪先に当たり、とがった爪を丸く整える仕組みになっています。2026年2月の発売以来、7月までに累計1万855台を販売したとのこと。一方、購入者からは「うちの子は使ってくれなかった」という声も寄せられていたといいます。

 そこでnyansは、利用者から寄せられた439件のアンケートをもとにリニューアルを検討。「研ぎたい場所にやすりが届いていないのかも」「見慣れない色を警戒しているのかも」といった声を受け、やすりの色や配置を見直すことにしました。

 やすりの色については、従来の白から本体に近い茶色に変更することを決定。やすりの配置については、真ん中で爪を研ぐ猫もいれば端で研ぐ猫もいることから、「人間には決められない」として猫たち自身に選んでもらうことに。やすり8本を均等に配置した「タイプA」と、片端に4本、中央に4本を配置した「タイプB」の2種類を用意し、猫たちに使い比べてもらう「第一回nyans(猫たち)審議会」を開催しました。

つめまる審議員の猫たち
つめまる審議員の猫たち
つめまる審議員の猫たち
つめまる審議員の猫たち
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206世帯、458匹以上の猫が参加した審議会

 審議会には、モニター品を購入した222世帯のうち206世帯が回答。参加した猫は458匹以上にのぼりました。飼い主は、猫がどちらをよく使ったか、どの位置で爪を研いだかなどを観察して報告。「毎朝左右を入れ替えて観察した」「カメラで24時間記録した」という家庭もあったそうです。

 A、Bのどちらかを使った188世帯の結果は、タイプAが56.4%(106世帯)、タイプBが43.6%(82世帯)。この結果を受け、新モデルではタイプAの「8本均等配置」が採用されることになりました。

やすりの配置、猫たちの答え
やすりの配置、猫たちの答え

 ただし、両者の差はそれほど大きくありません。nyansは今回の結果について、「猫の総意」ではなく、「猫によって好みが異なる」ことの表れだとしています。

白から茶色にしたやすりにも変化が

 また、白から茶色へ変更したやすりについては、206世帯中187世帯(90.8%)で、少なくとも1匹の猫がやすり部分で爪を研いだとのこと。

やすり面を研いだ世帯の割合
やすり面を研いだ世帯の割合

 飼い主へのアンケートでは、やすりの色について「茶色の方が良い」が46.3%、「特に気にしていない」が35.6%、「茶色でも問題なかった」が15.4%、「白色の方が良かった」が2.7%という結果になりました。さらに、14世帯からは「白いやすりでは研がなかった猫が、茶色のやすりで研ぎ始めた」との報告も寄せられたといいます。

やすりの色の評価
やすりの色の評価

 なお、2種類の爪とぎをどちらも使わなかった家庭は18世帯。理由は「他の爪とぎを使った」、「興味を示さなかった」、「警戒していた」、「置き場所や角度が合わなかった」「素材や研ぎ心地が好みでなさそうだった」などの回答が寄せられました(複数回答可)。18世帯のうち12世帯では、床置き段ボール以外の爪とぎも普段使いしていたとのこと。やすりの色や位置だけでなく、爪とぎ自体の形にもそれぞれ好みがあることがうかがえます。

使わなかった猫たちの理由と、普段使っている爪とぎ
使わなかった猫たちの理由と、普段使っている爪とぎ

 こうした結果を反映した「つめまる2」は、やすりを茶色に変更し、8本を均等に配置。価格は6980円で、9月16日12時からnyans公式オンラインストアなどで販売されます。また、発売情報はnyans公式LINEでも発信されます。

nyans代表取締役 谷口紗喜子コメント

今回の審議会では【つめまる】のリニューアルの方向性はタイプAに決まりましたが、大きな差はつきませんでした。真ん中に研ぐ猫がいて、端に研ぐ猫がいて。今回わかったことは、猫によって好みが違うということ。猫に本気で向き合う会社でありたい。だから私たちは、すべての猫の好みに応えるために、今後も【つめまる】のさまざまな形や、やすりの位置の違うモデルをリリースしていきます。

10年先も、猫に聞き続ける会社でいたいと思っています。審議員として参加してくれた猫たちと飼い主のみなさん、そして開発部員のみなさん、本当にありがとうございました!

調査概要

・調査名:第一回nyans(猫たち)審議会――議題「つめまるのやすりの位置」
・調査方法:やすりの配置が異なる2種類の「つめまる」を同じ家庭の猫が使い比べ、飼い主がアンケートで報告
・調査期間:2026年8月25日~9月6日(期限後の回答を含め、9月14日に集計)
・調査対象:モニター品を購入した222世帯のうち206世帯が回答(回答率93%)
・参加した猫:458匹以上
・実施機関:株式会社nyans
・備考:飼い主の報告に基づく自社集計。同一注文の重複2件を除外。審議会に参加した世帯を対象とした結果で、猫全体の傾向を示すものではありません。

nyans爪とぎスタンダードタイプを使う猫の様子

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